2023年の夏、アトレティコ・マドリードからウルヴァーハンプトン・ワンダラーズに加わった25歳MFマテウス・クーニャ。プレミアリーグで評価を高めている同選手は、この夏の移籍マーケットにおいて、新たなクラブにステップアップする可能性が指摘されている。
今シーズン、決して調子が良いとは言えないチームで抜群の活躍を見せており、29試合を終えた時点で15ゴール4アシストと攻撃陣を引っ張り続けている。攻撃的ミッドフィルダーやセカンドストライカー、左右のウィンガー、センターフォワードなど前線であれば、どのポジションでもプレーできる万能タイプ。
ブラジル代表でも13試合に出場するアタッカーは、2029年6月までの契約を残しているものの、クラブ側に退団の意向を伝えたと、マンチェスター・ユナイテッドやトッテナムでスカウトを歴任したミック・ブラウン氏が明かし、移籍先としてリバプールの名前を挙げた。
「彼は間違いなく夏に移籍するだろう。」
「出て行きたいと言ったし、そう言った以上、彼がそこに留まる可能性はない。彼も望まないだろうが、向こうも今は望まないだろう。」
「あとは誰が彼を獲得するかが問題だ。」
「彼はいい選手だと思う。彼の性格には少し疑問符がつくが、才能のある選手だ。」
「現在、彼のような選手はそれほど多くないし、獲得可能な選手はさらに少ない。」
「高い需要があるだろう、それは間違いない。」
「アーセナルも探しているし、ノッティンガム・フォレストもいるし、チェルシーやリバプールもいる。マンチェスター・ユナイテッドも興味を持っていると聞いている。」
「彼等が契約を結べるかどうかは何とも言えないが、今挙げたようなチームと対戦しなければならないのであれば、難しいかもしれない。今のところ、マンUよりもリバプールを選ぶだろう。」
Football Insider
センターフォワードとしては、アルネ・スロット監督は身長の高いストライカーを求めており、条件に当てはまっていない。しかし、攻撃的MFとしてならば、ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライとレギュラー争いを展開する人材に打ってつけかもしれない。
気性の荒さは玉に瑕だが、攻撃センスは群を抜く。イングランドサッカーにも適応できており、プレミアリーグで上位クラブに移籍する準備はできている。
リバプールにとって攻撃的MFはそれほど優先度の高いポジションではないが、ブラジル人ミッドフィルダーが来季、アンフィールドで歓声を受ける未来はあるのだろうか…?
