契約更新に向けた話し合いが長引いていたエジプト代表FWモハメド・サラーとリバプール。契約期間も迫っており、サウジアラビアが熱視線を送り続けてきたが、エジプシャン・キングの去就を巡る論争がついに終焉を迎えた。
来シーズン以降もアンフィールドに残ることを決断した32歳のウィンガーは、リバプールと2027年6月までの2年契約を締結。今季も攻撃の中心となっているベテランフォワードは、新契約を結んだ理由や今後の意気込みを語った。
「もちろん、とても興奮している。僕たちには今、素晴らしいチームがある。以前も最高のチームだった。でも、他のトロフィーを獲得し、自分のサッカーを楽しむチャンスがあると思ったからサインしたんだ。」
「僕はここで最高の時を過ごした。8年プレーしたし、できれば10年プレーしたいね。ここでの生活を楽しみ、サッカーを楽しむ。僕のキャリアの中で最高の日々だった。」
「（ファンに）言いたいのは、ここに来ることができてとても幸せだということだ。一緒に大きなトロフィーをたくさん獲れると信じているから、契約したんだ。これからも応援してくれて、僕たちはベストを尽くすよ。そして将来、もっと多くのトロフィーを獲得できることを願っている。」
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2018年の夏、ASローマからリバプールに渡って以来、これまで394試合で243ゴール111アシストと脅威的なペースで得点に絡んできた。今シーズンも45試合が終わった時点で、32ゴール22アシストとプレミアリーグでトップに立つチームにおける最大の得点源だ。
イングランドのリーグにおいては、歴代の得点ランキングで6位に付けている。ティエリ・アンリやフランク・ランパードをすでに抜き去っており、セルヒオ・アグエロとも同ゴール数で並んでおり、3ゴール差で4位に立つアンディー・コールを抜くのも時間の問題。
そこからはウェイン・ルーニーやハリー・ケイン、アラン・シアラーが君臨するも、いずれも200ゴール以上で簡単には到達は難しい。しかし、今後も2年間アンフィールドに残ることが決定したいま、208ゴールのルーニーや213ゴールのケインを上回ることは、決して無理な数字ではない。
これまでも凄まじい活躍を見せてきたエジプト代表ウィンガーは、来季以降もサポーターに喜びを与えてくれるのだろうか…？