10代の頃から才能が評価され、バルセロナやパリ・サンジェルマンなどメガクラブに在籍するも、トップチームで活躍まで至らなかった21歳MFシャビ・シモンズだが、PSVアイントホーフェンやRBライプツィヒではチームの軸として躍動している。
今シーズン途中にPSGからライプツィヒに完全移籍を果たしたばかりの攻撃的ミッドフィルダーは、ブンデスリーガやチャンピオンズリーグなどを通じて、29試合を終えた時点において、10ゴール6アシストを挙げてきた。
左ウイングでの起用も増えつつあるアタッカーには、昨夏の移籍マーケットからプレミアリーグへのステップアップが噂されてきたが、ついにその物語が実現するかもしれない。
デイヴィッド・リンチ氏(英ジャーナリスト)は、オランダ代表でも26試合に出場する若きミッドフィルダーに対し、リバプールが非常に気に入っていると明かしつつも、人員整理も同時に行わなければならないだろうと語った。
「彼は間違いなく、リバプールが100%気に入っている選手だ。この夏、それが実現するかどうかは、彼を取り巻く競争や、チームにフィットさせられるかどうかにかかっている。」
「攻撃的MFにはハーヴェイ・エリオット、ドミニク・ソボスライがいる。左ウイングにはコーディ・ガクポ、ルイス・ディアスがいる。だから、彼との契約を成立させるには、何かを諦めなければならないのは明らかだ。」
「しかし、もしそうなれば –そうなる可能性は実際にあるのだが– 彼がリストの最上位に来るのは間違いない。」
「彼は今夏の移籍が確実視されている。」
「リバプールがその興味を行動に移すかどうかという点では、十分に可能性はある。チームには空きがなけなければならないが、彼らは本当に彼を気に入っている。」
Anfield Index
アルネ・スロット監督も含めて、数多くのオランダ人選手が所属するリバプール。コーチ陣にも同国出身者が揃っており、シャビ・シモンズにとっても馴染みやすい環境が整う。
ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライとレギュラー争いを繰り広げつつ、左右のウイングでもプレーできるだけに、チームにとって貴重な戦力になることは間違いない。
イングランドU-21代表MFハーヴェイ・エリオットには退団の噂が飛び交っており、攻撃的MFのポジションに空きが生まれる可能性もある。はたして、マージーサイドのクラブは、オランダ代表MF獲得に全力を傾けるのだろうか…?
