アルネ・スロット監督のもと、プレミアリーグ優勝に近づくリバプール。モハメド・サラーやフィルジル・ファンダイクとの新契約合意にも達し、来シーズンに向けたチーム作りを活性化させており、様々なポジションの選手への関心が報じられている。
センターフォワードやセンターバック、左右のサイドバック、守備的ミッドフィルダーと優先順位の高いポジションが浮かび上がる中、イングランドU-21代表MFハーヴェイ・エリオットに退団の噂が出ている攻撃的ミッドフィルダーも補強ポイントだ。
ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライとレギュラーを争える即戦力として、話題に挙がっているのが、RBライプツィヒに所属するオランダ代表MFシャビ・シモンズだ。
ダンカン・カッスルズ氏(英国人ジャーナリスト)は、21歳のミッドフィルダーの去就について言及すると、アルネ・スロット監督が好むプレースタイルには適していると語りつつも、ブンデスリーガが希望する要求額を支払うクラブがあるかが焦点になると加えた。
「リバプールがこの選手について問い合わせてきたとも聞いているし、彼のプレースタイルを見れば、リバプールのプレースタイルにフィットする理由がわかるでしょう。」
「ですから、トップレベルのクラブは、少なくとも予算という点では – マンチェスター・ユナイテッドは、パフォーマンスという点では、もうトップレベルのクラブとは呼べないと思うが – やはり夏になると、(シャビ・)シモンズは注目の的になる。」
「しかし、RBライプツィヒが欲しがるような大金をつぎ込んでくれるクラブを確保さえできれば、今夏の売却は可能だろう。」
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攻撃的ミッドフィルダーを中心に、左右のウィンガーとしてもプレー可能。現在のクラブでは70試合以上に出場すると、20ゴール21アシストを挙げている。今シーズンもここまで10ゴール6アシストを記録しており、得点力もあるチャンスメーカーと言って過言ではない。
フィルジル・ファンダイクやコーディ・ガクポ、ライアン・フラーフェンベルフに加えて、監督やコーチ陣にもオランダ人が多く在籍するチームだけに、環境だけで言えば馴染みやすい雰囲気が整っている。
攻撃的MFだけではなく、他にも優先度の高い補強ポジションがあるだけにどこまで予算を振り分けられるかは未知数だが、リバプールはオランダ代表MFに白羽の矢を立てるのだろうか…?
