勝ち点 “1” を手にすれば、プレミアリーグ優勝が決まる一戦となったトッテナム・ホットスパーとのホーム戦。試合自体は先制点を奪われるも、すぐさま同点弾を叩き込み、一気に逆転。最終的には先発したフォワード陣が揃い踏みの5得点で、アウェイチームを圧倒した。
チームを率いるアルネ・スロット監督は就任初年度からリバプールにタイトルをもたらし、カラバオカップでも決勝進出。チャンピオンズリーグではパリ・サンジェルマンに完敗したが、リーグステージは首位通過を決めて見せた。
現役時代にリバプールで300試合以上に出場した元イングランド代表MFジェイミー・レドナップは、フィルジル・ファンダイクやモハメド・サラー、アリソン・ベッカーが健在な限り、大幅な選手の入れ替えは必要ではなく、最大でも3選手をチームに迎え入れることになると予想した。
「世界最高のセンターバック、(フィルジル・)ファンダイクがいる。」
「GKはまだ全盛期だし、サラーはスタッツも数字も絶好調だ。」
「来年は、2〜3人の選手を補強する必要があるだろう。マイケル・エドワーズとリチャード・ヒューズは驚異的なサッカー知識を持っているし、彼らは次のサラーやファンダイクを見つけるだろう。」
「しかし、それほど多くの仕事は必要ない。リバプールは来年も力を発揮するだろうし、自信に満ち溢れている。」
Sky Sports
元リバプールのキャプテンの予想とは裏腹に、マージーサイドのクラブは複数ポジションで強化の必要性が叫ばれている。センターバックや左サイドバック、右サイドバック、守備的MF、センターフォワード、ウィンガーとあらゆるポジションで、様々な選手への関心が噂されている。
主軸の選手たちが軒並み30歳を超えており、世代交代の時期が差し掛かっているリバプールだが、この夏はどのような補強方針で挑むのだろうか…?
