アルネ・スロット監督が明かす、リバプールが実施した “デューディリジェンス” の手法とは!?

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アルネ・スロット監督が明かす、リバプールが実施した “デューディリジェンス” の手法とは!? キャリア

ユルゲン・クロップ監督の長期政権が終焉を迎え、新たな時代に歩みを進めたリバプール。その後釜には、シャビ・アロンソやルベン・アモリムら様々な指揮官の名前が浮上したが、最終的にはアルネ・スロット監督の招聘で落ち着いた。

オランダ人指揮官は就任初年度からプレミアリーグ制覇の偉業を達成。カラバオカップでも決勝の舞台に進出し、チャンピオンズリーグのリーグステージにおいては首位通過を成し遂げた。いずれも頂点には届かなかったが、充実したシーズンを過ごした。

フェイエノールト以前にもメガクラブを率いた経験がなかったからこそ、その手腕には疑問も投げかけられたが、周囲からの批評を覆した。

リチャード・ヒューズSDの前に、スポーツ・ディレクターを務めていたジュリアン・ウォードは、オランダで指揮を執っていたスロット監督のもとを訪れ、その振る舞いや指導方法、スタッフとの関係など調査を実施していたと明かした。

「今では確かに知っているが、ジュリアン・ウォードは4〜5年前から知っている人物だった。彼がレンタル移籍の統括マネージャーしていた時に、一度リバプールを訪れたことがあるからね。」

「そして彼は、リチャード(・ヒューズ)から電話がかかってくる1カ月前だったと思うけど、僕に電話をかけてきて、 “僕はヨーロッパを回っていて、あるクラブのやり方に興味があるんだけど、君のところにも行ってもいいかな?” と言ったんだ。」

「僕は “もちろんいいよ” と答えたんだ。」

「それで、彼は1日か2日そこにいた。今思えば、彼は何かを学ぶためだけにそこにいたわけではなかったんだ。」

「彼はただ、私がどのように働いているのか知りたかったし、スタッフから我々がどのように一緒に働いているのかを聞きたかっただけなんだ。つまり、最高の選手や監督を見つけるために、みんながやっていることの一例なんだ。」

Sky Sports

今振り返れば、非常に優れた目利きとなったスロット監督との契約。ライアン・フラーフェンベルフのように一気に花開いた選手もおり、昨シーズンからのチームを少し自分色に染めつつ、プレミアリーグの頂きに輝いた。

来シーズンに向けて、積極的な補強を行う予定のリバプール。この夏にどのような選手をチームに迎え入れるか注目が集まる一方で、2年目のシーズンも好調を維持できるのか、オランダ人指揮官の手腕にも注目が寄せられている。

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