マテウス・クーニャの退団に備え、ウォルバーハンプトン・ワンダラーズがリバプールの22歳MFハーヴェイ・エリオットに熱視線を送る!?

スポンサーリンク
マテウス・クーニャの退団に備え、ウォルバーハンプトン・ワンダラーズがリバプールの22歳MFハーヴェイ・エリオットに熱視線を送る!? 移籍

シーズンも終了に近づいている中、この夏の移籍市場に向けて、大型移籍の噂が次々と浮上している。リバプールも例に漏れず、センターフォワードやセンターバック、左右のサイドバック、守備的MFなど様々なポジションにおいて、多種多様なターゲットとの関係が報じられている。

今シーズンのプレミアリーグにおいて、出番に恵まれていない22歳MFハーヴェイ・エリオットは逆に退団が噂されている。国内リーグ優勝を決めた後の試合でこそスタメン出場を果たしたが、アルネ・スロット監督が求める攻撃MF像には当てはまっていない印象が強い。

海外メディア『Give Me Sport』によれば、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が現実味を帯びてきているマテウス・クーニャの代役として、ヴィトール・ペレイラ監督は攻撃の新たな柱を模索するウォルバーハンプトン・ワンダラーズがリバプールの若きミッドフィルダーに関心を示しているようだ。

ギャリー・オニール前監督の後を継ぎ、降格圏に沈んでいたチームを見事に立て直したポルトガル人指揮官にとって、二桁得点を記録するブラジル人アタッカーの存在は大きい。その穴を埋めるため、まだ伸び代を残すエリオットに対して、クラブ史上最高額となる4500万〜5000万ポンドのオファーを準備しているとも。

リバプール側も、エリオットの才能を高く評価している一方で、5000万ポンドに迫るオファーが届けば売却を検討する構えだ。クラブはその資金を、オランダ代表MFシャビ・シモンズといったトップクラスの攻撃的MFの獲得に充てたい意向があるとも報じられている。

ただし、ウルブスは争奪戦は避けられそうにない。ノッティンガム・フォレスト、フラム、ブライトンなどプレミアリーグ勢がイングランドU-21代表MFに関心を示しており、国外からもバイエル・レバークーゼンやボルシア・ドルトムントらも新天地の候補として挙がっている。

子供の頃から応援し続けたリバプールに16歳の時に加入し、トップチームで才能の片鱗を見せてきた。元々は右ウィンガーだったが、ミッドフィルダーにコンバートされると、持ち前のパスやビジョンで攻撃を組み立てる。

問題は走力やフィジカルの弱さ。レギュラー争いのドミニク・ソボスライやカーティス・ジョーンズはピッチ全体を試合終盤まで走り回ることができ、身長も高いため1対1の守備対応もできる。エジプト代表FWモハメド・サラーの守備負担を軽減するためにも、主に右ウイングをサポートしなければならない。

今季初の先発出場となったチェルシー戦では、チーム全体的に勝利を求める姿勢はあまりなかったものの、右サイドから何度もピンチを迎えた。そのキッカケは、左サイドバックや左ウィンガーをフリーにしてしまい、トレント・アレクサンダー=アーノルドとの1対1を許してしまったことも大きな要因だ。

ソボスライやジョーンズはそこをカバーできるが、エリオットにそこまで守備対応を求めるのは難しいかもしれない。また、ウィンガーなどにおいてもスピードが足りておらず、スロット監督が新たな役割をチームに作らない限りは、レギュラーの座を射止めるのは困難にも映る。

はたして、22歳のミッドフィルダーは継続的にアンフィールドに忠誠を誓ってきたが、「リバプール残留」か「新天地での挑戦」か、どちらの道を選ぶのか…?

移籍
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
タイトルとURLをコピーしました