今シーズンを通して、リバプールと契約延長するかどうかが注目されてきたエジプト代表FWモハメド・サラー。オランダ代表DFフィルジル・ファンダイクとともに、新たな2年契約を締結。来季以降もアンフィールドでプレーすることが決まった。
これにより、右ウィンガーの補強は優先度が下がっており、攻撃陣ではウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスの退団濃厚なストライカーが最も優先度の高いポジション。アレクサンデル・イサクやウーゴ・エキティケらがターゲットとして急浮上している。
海外メディア『Football Insider』によれば、ブレントフォードFWブライアン・ムベウモに対するリバプールからの関心はクールダウンしており、移籍金が6000万ポンドとも言われる右ウィンガー争奪戦から撤退したようだ。
とはいえ、カメルーン代表ウィンガーの今季のパフォーマンスは見逃せない。2024-25シーズン、全コンペティションで39試合に出場し、18ゴール8アシストを記録。合計26ゴールに直接関与し、プレー時間は3000分をゆうに超えている。プレミアリーグでも屈指のウインガーとして評価を高めており、所属クラブにとって欠かせない存在となっている。
周りのアタッカーとも連携して、攻撃できるだけではなく、カウンター局面ではひとりでドリブル突破からシュートを狙うシーンも。右ウイングからカットインして、左足を振り抜く場面も多く、攻撃力はプレミアリーグでも上位にランクインする。
マージーサイドのクラブが獲得に動く可能性は低いが、ムベウモには他クラブからの関心が絶えず、今後の移籍市場でも注目銘柄であることに変わりはない。リバプールはその一方で、ストライカーなど他ポジションの強化へと軸足を移していくことになるだろう…
