しばらくリバプールの右サイドバックとして不動の地位を築いていたトレント・アレクサンダー=アーノルドが2025年6月までの契約をもって、アンフィールドを去る。その衝撃的なニュースをキッカケに、誰が来季レギュラーを務めるのか話題に挙がっている。
現在のチームからは、北アイルランド代表DFコナー・ブラッドリーがポジション争いに加わる一方で、外部からの補強も噂されている。数々の選手への関心が報じられる中、バイエル・レバークーゼンに所属するオランダ代表DFジェレミー・フリンポンが筆頭ターゲットとして連日のように名前がメディアで取り上げられている。
シャビ・アロンソ監督がレアル・マドリードと、フロリアン・ヴィルツもバイエルン・ミュンヘンと合意したとの報道も出回っており、ブンデスリーガのクラブは主力の流出から逃れられない。オランダ人DFもそのひとりで、今夏でのステップアップが想定されている。
独『Sky Sport Germany』フロリアン・プレッテンベルク記者は、フリンポンの去就に触れ、リバプールはすでに交渉を始めていると伝えた。また、同選手はマージーサイドのクラブにおいて最優先ターゲットに数えられているとも付け加えた。
「リバプールがジェレミー・フリンポンを本気で追いかけていることが判明。事前交渉はすでに行われている。」
「詳しい分析によると、彼は現在、トレント・アレクサンダー=アーノルドの後釜として、リバプールに残された最有力候補のひとりだという。」
「フリンポンはこの夏の移籍を計画している。この24歳の右ウイングバックは、約3500万〜4000万ユーロに設定されたリリース条項によって、レバークーゼンを去ることができる。」
🚨🔴 Understand Liverpool are seriously pursuing Jeremie #Frimpong. Advanced talks have already taken place.
— Florian Plettenberg (@Plettigoal) May 12, 2025
Following detailed analysis and due to his availability, he is currently one of the top options for #LFC to potentially replace Trent Alexander-Arnold.
Frimpong is… pic.twitter.com/R7CrlFbN8c
レバークーゼンでは主に右のウイングバックとしてプレー。純然たるサイドバックではなかったため、そのあたりは気がかり。ただし、ブラッドリーもインテンシティの高いサッカーを90分間、毎週のようにプレーした経験はなく、コンディションを維持できるか不透明。
ジョー・ゴメスも怪我がちで計算しにくく、ジャレル・クアンサーは不慣れなポジションに適応しきれていない。
来季もプレミアリーグの頂点に上り詰めるため、盤石な陣容を整えたいリバプールは、得点力もあるサイドバック獲得を成功させるのだろうか…?
