トレント・アレクサンダー=アーノルドが正式にリバプール退団を発表して以来、右サイドバックを巡る人事は盛り上がりを見せている。先日のアーセナル戦ではコナー・ブラッドリーが先発し、途中でアレクサンダー=アーノルドが投入された際には、アンフィールドはブーイングに包まれた。
21歳の北アイルランド代表DFにかかる期待も大きいのは確かだが、彼だけに頼れないのも事実。シーズンを通じてレギュラーを務めた経験がなく、控えにも関わらず度々負傷で離脱しており、コンディション維持は今後の成長における課題となっている。
控えになり得そうなジョー・ゴメスもまた負傷癖に悩まされており、リバプールは安心して先発の座を任せられる右サイドバックに熱視線を向けており、最近はオランダ代表DFジェレミー・フリンポンの名前が話題の中心になっていた。
移籍情報に詳しいファブリツィオ・ロマーノ氏は、同選手の去就を巡って続報を伝え、バイエル・レバークーゼンとフリンポン本人の両者と、リバプールとの交渉が前進していると報じた。
「先週報じられた接触を受けて、リバプールはジェレミー・フリンポンの獲得交渉を進めている。」
「リバプールがバイエル・レバークーゼンに3500万ユーロのリリース条項の構成について話を持ちかけている。」
「フリンポンはリバプールへの加入を熱望しており、選手側との交渉も進行中である。」
🚨🔴 Liverpool are advancing in talks to sign Jeremie Frimpong after contacts reported last week.
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) May 13, 2025
Understand #LFC approached Bayer Leverkusen to discuss €35m release clause structure.
Talks also underway on player side with Frimpong keen on joining Liverpool. pic.twitter.com/wzuXL5m3tJ
過去にはマンチェスター・シティのアカデミーに所属し、スコットランドのセルティックでもプレー経験のある24歳のディフェンダーは、子供の頃にはリバプールの下部組織に加入したかったが、家から遠かったことを理由に断念していたことを告白していた。
ブンデスリーガで世界的なプレーヤーに成長すると、この夏でのステップアップが濃厚。慣れ親しんだイングランドに移る確率が高まっており、小さい頃の夢をついに実現するかもしれない。
リバプールはこのままレバークーゼンと選手との話し合いを順調に進め、アルネ・スロット体制の2年目に向けた補強第一号となるだろう…?
