アルネ・スロット監督のもとで、プレミアリーグでも屈指の守備的ミッドフィルダーに成長したオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフは、2024/25シーズンに欠かせない存在となり、全体を通して49試合に出場した。
プレミアリーグ制覇に大きく貢献し、選手キャリアという意味合いでも重要なシーズンとなった。来シーズンも主軸としての活躍が期待されており、アンフィールドだけではなく、オランダ代表でもチームを引っ張るパフォーマンスを求められる。
これまでアヤックスやバイエルン・ミュンヘン、リバプールと世界でも名だたるクラブでプレーしてきた23歳MFは、日々のモチベーションに触れ、チャンピオンズリーグなどまだまだ達成したものがあり、それが原動力になっていると明かした。
「まだ達成したいことがたくさんある。」
「オランダ、ドイツ、イングランドでリーグタイトルを獲る幸運に恵まれたが、選手としては常にそれ以上を追い求めるものだ。」
「そのハングリー精神は消えることはないし、毎日それを感じている。僕はまだ23歳だから、この先何年も大きな瞬間が待っている。チャンピオンズリーグで優勝することは僕の大きな夢で、まだ達成したことはない。」
「そしてもちろん、代表チームで何か特別なことを成し遂げること、EUROやワールドカップに出場すること。まだまだ目指すものはたくさんあるし、それが僕の原動力なんだ。」
「アヤックス、バイエルン・ミュンヘン、リバプールという歴史ある3つのクラブでプレーできたのは幸運だったし、正直言って、どのクラブもその国で最も大きなクラブだ。」
「本当に光栄なことだよ。これらのクラブと都市は、サッカーが深く浸透している。ファンはサッカーのために生きている。ユニフォームを着ると、その重みを感じる。それは決して当たり前のことではない。」
「正直なところ、みんなが思っているよりは似通っていると思う。ビッグクラブはある種のメンタリティ、勝利へのマインドセットを要求する。長年にわたって築き上げられた文化があるんだ。」
Numero Netherlands
相手のプレッシャーを剥がし、前進する推進力は大きな印象を残した。今後は適切なタイミングでボールを刈り取るための試合を読む力や、より攻撃的な部分でのチャンスメイクなども期待される。
タイプこそ違うが、マンチェスター・シティMFロドリほどの影響力を身に付けられれば、バロンドールも夢ではない。
はたして、オランダ人ミッドフィルダーはこれからも数々のタイトルを手にし、優勝トロフィーを掲げられるだろうか…？