2020年8月、オリンピアコスからリバプールに加入したギリシャ代表DFコスタス・ツィミカス。29歳になった今シーズンも、アンディ・ロバートソンの控えとしての役割を全う。プレミアリーグやチャンピオンズリーグなどを通じて、29試合に出場してきた。
左足から繰り出される正確なクロスで得点を演出する一方で、パッション溢れるプレースタイルはサポーターの心を掴み、明るい性格でチームメイトから愛されている。ただし、ハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズの加入で、その序列は下がることが予想される。
インタビューに応えたツィミカスは、もっとプレー時間を増やしたいという気持ちがあることを吐露しつつも、リバプールでの20試合と、他のクラブやリーグでの40試合では価値の重さが違うとも述べた。
「もっとプレーしたいという気持ちがあるのは否定できない。でも、僕にとっては、毎年すべてのコンペティションで27~29試合プレーすることは、他のチームやリーグで40試合プレーすることよりも価値があるんだ。」
「この5年間、僕はいつも、そばにいた選手たちや着ていたユニフォームに満足していた。リバプールのユニフォームを着て1シーズン27試合に出場し、このようなレベルに達するのはとても難しいことなんだ。」
「考えてみれば、すべての選手が50試合に出場するわけではなく、50試合に出場する選手もいれば、10試合に出場する選手、5試合に出場する選手もいる。この4年間、平均27試合に出場したのはいい数字だと思う。でも、このリーグで、このチームで、僕はいつもハッピーだったし、いつもベストを尽くしていた。だから、出場した試合には満足しているよ。」
SPORT24
最近の報道によれば、アトレティコ・マドリードがスコットランド代表DFアンディ・ロバートソンに熱視線を送っており、31歳のサイドバックもスペイン行きを希望しているとも報じられている。
もしもロバートソンがアンフィールドを離れる事態になれば、一気に左サイドバックを2枚も失うことになるため、ギリシャ代表DFを残留させる可能性も高いが、プレミアリーグの複数クラブが関心を示しているのも事実。
はたして、元オリンピアコスDFは来季もアンフィールドでのプレーを続けるのか、もしくは新たなクラブを求めて退団するのだろうか…?
