セント・オールバンズ出身のアダム・ララーナは、37歳になった今シーズン限りで現役を引退すること発表した。サウサンプトンで選手キャリアをスタートさせると、2014年の夏にはリバプールにステップアップした。
アンフィールドでは通算178試合22ゴール22アシストを記録。負傷に悩まされる時期も長かったものの、ピッチ全体を走り回りつつも、独特なリズムでのボールコントロールは観客を魅了し、サポーターからも愛される存在となった。
惜しまれつつも、2020年にはブライトンに移籍。その4年後には古巣サウサンプトンに復帰。同クラブではこれまで283試合で60ゴール47アシストを挙げ、引退後はコーチとしてイングランド南部に留まるにあたり、自身のインスタグラムに感謝の気持ちを綴った。
「選手生活にピリオドを打つにあたり、感謝と誇りの気持ちでいっぱいだ。」
「与えられたチャンスと、その過程で受けたサポートに対して、これ以上の感謝はない。」
「今回の旅では、本当に多くの人にお世話になった。全員の名前を挙げることはできないが、すべての人に感謝の気持ちを伝えたい。みんながいなければ、ここまで来ることはできなかった。」
「1999年にアカデミーと契約したときから、このすべてが始まったと思うと信じられない。2006年にプロデビューして以来、何百万人もの人たちが共有している夢を生きることができ、自分は恵まれていると実感しているよ。」
「サウサンプトン…すべてが始まった場所であり、その終わりにふさわしい場所でもある。このクラブは、最終的に僕がすべてを背負ったクラブだ。」
「リバプール…世界で最も偉大なクラブの一つとして、ゲームで最も偉大なタイトルのいくつかを獲得するチャンスを得た。」
「ブライトン…僕の人生で最も幸せな年月を過ごしたホームであり、地域社会と深く結びつき、スマートでモダンな方法で運営されているクラブだ。」
「そしてイングランド…すべてのキャップが僕にとって世界を意味した。国を代表することは最高の名誉だった。」
「僕は自分のプレーキャリアを誇りに思っているし、何一つ後悔していない。どんな高みも、どんな底も、それが今の自分を形成しているのだから。」
「これまでの旅を特別なものにしてくれたすべての人たち、各クラブや組織のスタッフ、監督やコーチ、チームメイト、そしてもちろんサポーターに “ありがとう” を伝えたい。」
「でも、何よりも僕自身のチーム…僕の家族に。妻のエミリー、最高の息子たち、パパ、ママ、そして妹たち。ずっと我慢して僕の味方でいてくれてありがとう。どんな未来が待っていようと、僕はワクワクしている。」
