バイエルン・ミュンヘンに限らず、マンチェスター・シティなども移籍先候補として挙がっていたドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ。最終的にはバイエルンとの争奪戦を制し、ブンデスリーガの逸材を手中に収めた。
プレシーズンでも違いを生み出した22歳の攻撃的ミッドフィルダーにかかる期待は大きい。高額な移籍金に加えて、バイエル・レバークーゼンで見せた才能を比べると仕方がないことだが、リーグが変わったとしてもドイツ時代を超えるパフォーマンスを見せ付けるはずだ。
長らくプレーしたブンデスリーガとプレミアリーグとの違いにはチームメイトからも色々と聞いているようで、インテンシティの高さやフィジカルの強さの主に聞いているようだが、ヴィルツは違いも楽しむ姿勢を見せており、さらなる成長を誓った。
「彼ら(チームメイトたち)からは、よりインテンスで、よりフィジカルが強く、どの選手も本当に強くて速いと聞いている。」
「そこでプレーして、ドイツとの違いをいくつか経験できることを本当に楽しみだ。また、そこから何かを学び、自分を成長させられるものがあると思っている。」
「何人かの選手が同時に加入するのは良いことだね。そうすれば、物事にどう対処しているかをお互いに共有し、話し合うことができる。新しいチームに来たとき、それは助けになるよ。」
「大きな挑戦は、ふたたびタイトルを獲得すること。そして、それが最も難しいことなんだ。」
「僕はただチャンスを創出し、ボールがないところでもハードワークし、たくさん走って、チームをより良くする手助けをしようと思う。」
リバプールにとっては、高いクリエイティビティを誇る選手を確保したことになる。さらに、得点も取れるタイプのミッドフィルダーだけに、モハメド・サラーやコーディ・ガクポ、ウーゴ・エキティケらとの連携にも注目が集まる。
プレシーズンマッチでは同じく中盤のドミニク・ソボスライらとも見事なコンビネーションを見せるシーンも多く、才能の違いをまざまざと見せつけている。
とはいえ、本領発揮はまだまだこれから。プレミアリーグの舞台になれ、チームメイトやスロット監督のプレースタイルに慣れたヴィルツはまた違った一面を見せるだろう…
