2023年の冬、マンチェスター・ユナイテッドとの争奪戦を制し、PSVアイントホーフェンからオランダ代表FWコーディ・ガクポを獲得したリバプール。ユルゲン・クロップ政権ではセンターフォワードやミッドフィルダーなどユーティリティプレーヤーとして起用されるも、アルネ・スロット体制では左ウイングに固定。
慣れ親しんだポジションで安定したパフォーマンスを取り戻した26歳のウィンガーは、昨季は49試合で18ゴール7アシストを記録。オランダ代表の常連でもあり、これまで40試合で15ゴールを挙げ、新シーズンにはさらなる飛躍が期待される。
約2年半を過ごすアンフィールドでのプレーにはガクポも特別なものを感じており、長くここに留まってプレーしたいと語りつつ、その原動力となっている要素を明かした。また、リバプールのようなチームは常に高みを目指さなければならないと気持ちを引き締めた。
「できるだけ長くここにいたいと願っている。」
「誰にとっても、ある環境が自分の居場所だと感じ、クラブの人々、そして素晴らしいリバプールのファンから愛されていると感じられる。」
「それはより大きなエネルギーと、彼らに何か恩返しをしたいという気持ちを与えてくれるんだ。」
「僕たちのチームはいくつかのポジションではまだかなり若いし、願わくば、できるだけ長くこのメンバーで共にい続け、何か本当に美しいことを成し遂げたい。」
「リバプールのようなクラブは、チャンピオンズリーグで高い目標を掲げなければならない。それは僕たちが勝ち取ることのできるヨーロッパ最高の栄誉であり、来シーズンもふたたびそのために戦うよ。」
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ルイス・ディアスがチームを離れ、左ウィンガーのレギュラーとして活躍が期待される。若き才能リオ・ングモハがプレシーズンで好調を継続し、トップチームでの出番も増える見込みだが、まだまだガクポが序列では上にいる。
大型補強で中盤を除き、多くのポジションで選手が入れ替わったリバプールだが、オランダ代表ウィンガーは得意の左サイドからのカットインでゴールを量産できるのだろうか…？