昨夏の移籍市場における唯一の補強とになった元ユベントスFWフェデリコ・キエーザ。当時はプレシーズンにすら参加できず、リバプールに移ってからもコンディションを取り戻すのに苦労すると、昨シーズンは公式戦でわずか466分間のプレーに留まった。
しかし、今シーズンは違う。プレミアリーグ開幕で決勝点を奪うなど波に乗ると、カラバオカップ3回戦のサウサンプトンとの試合では2アシストを記録し、”プレーヤー・オブ・ザ・マッチ” に選出された。
リバプールでの1年目とは異なるシーズンになる可能性が高まり、このまま活躍すればイタリア代表復帰も夢ではない27歳のウィンガーは、名門クラブで競争があるのは当たり前に、それを勝ち抜きたいと意気込みを改めて強調した。
「僕はトップクラブでプレーしている。世界でもトップ3に入るクラブかもしれないね。」
「ここはリバプール。当然、トップ選手を獲得するし、競争も激しい。もし競争を望まないなら、他のクラブに行けばいい。でも僕はこの競争を望んでいるし、ここでプレーしたい。競争は選手を成長させてくれるからね。」
「フィジカル面ではかなり良くなったと感じているし、今年は昨季の出場時間をすでに上回っていると思う。今はとても充実しているし、この調子を維持していきたい。」
「昨シーズンは本当に難しかった。監督が求めるレベルに自分が達していなかったと思うし、その判断は理解している。」
「でも今年は違う。フィジカルもメンタルも良い状態にある。監督もそれを見て、より多くのチャンスを与えてくれている。」
「プレミアリーグで貢献できていることを嬉しく思っている。それこそが、リバプールが選手に求めることだし、監督が望んでいることでもある。」
「リバプールでプレーするなら、違いを生み出せる選手でなければならない。今はとても幸せだし、これからも努力を続けて、さらにチャンスを掴んでいきたい。」