フィルジル・ファンダイクとのプレーが夢!オランダU-21代表DFセップ・ファン・デン・ベルフが語る “今夏” のプランとは!?

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Playing with Virgil van Dijk is a dream! Dutch U-21 defender Sepp van den Berg talks about his plans for "this summer" キャリア

2019年の夏、リバプールに加入した元ズヴォレDFセップ・ファン・デン・ベルフ。初年度こそカップ戦などで出番を得たものの、イングランド特有の試合スピードにも苦しめられ、2年目以降はU-23チームでのプレーに集中しなければならなくなった。

2021年冬の移籍市場では、チャンピオンシップで戦うプレストン・ノースエンドFCへレンタル移籍。その夏には、ローン移籍期間を1年間延期。今季はシーズンを通して、チャンピオンシップで戦い抜き、リーグ戦やカップ戦含め50試合に出場を果たし、レギュラーの座を掴んだ。

充実したレンタル期間を過ごしたオランダU-21代表DFだが、同リーグも終了し、この夏にはリバプールに復帰が予定されている。現時点ではプレストン・ノースエンド移籍は報じられておらず、2024年まで契約を結ぶリバプールでのプレシーズンに臨むことに。

しかし、同クラブのセンターバック陣はプレミアリーグ屈指。絶対的リーダーとして、同郷代表DFフィルジル・ファンダイクがおり、ジョエル・マティプとイブラヒマ・コナテがローテーションで起用され、バックアップにはイングランド代表クラスのジョー・ゴメスが控える。

アストン・ヴィラがジョー・ゴメスの獲得を狙っており、今夏での退団、もしくはレンタル移籍が成立する可能性がある。ただし、その場合には新たなセンターバックを補強すると予想される。ナサニエル・フィリップスやリース・ウィリアムズら昨季を支えたセンターバック陣は、完全移籍ないしローン移籍でチームを離れることになるだろう。

そのため、プレシーズンで圧倒的なパフォーマンスを披露できれば、4番手として残留することができるかもしれない。ただし、その実力差は開いており、ポジション争いはオランダU-21代表DFにとって、熾烈を極める。そんな状況においても、同選手はリバプールでの競争を戦い抜く意志を明確にしている。

「狙いとしては、プレシーズンに参加して、ドレッシングルームで自分のポジションを得ることだ。」

「同時に、競争が熾烈であることも知っている。この夏、僕は先発の座を争うことになるだろう。」

「それが僕の望みであり、(フィルジル・ファンダイクと一緒にプレーすること)が僕の夢だ。それが来シーズンに向けての目標で、ワールドカップはその手助けをしてくれる。」

「長くてタフなシーズンになるはずだ。多くの選手が去ったり、一時的に離れたりするだろう。そうなれば、もう少しだけ早く残れるチャンスを得られるかもしれないし、それを受け止めなければならないね。」

Voetbal Primeur

まだ20歳と、ポテンシャルが開花される可能性を残しており、同じくオランダ人のフィルジル・ファンダイクの手助けで才能が引き出される未来もないわけではない。

ただし、客観的には確率は低く、ふたたびのローン移籍が現実的かもしれない。まだまだ手放すには勿体無い年齢だけに、可能であればプレミアリーグで戦い、かつ一定以上の出場機会を与えてくれるクラブ移籍が好ましいが、はたして…?

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