今シーズン限りで見納め?アダム・ララーナやデヤン・ロブレンに続く可能性がある6人の選手たち

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今シーズン限りで見納め?アダム・ララーナやデヤン・ロブレンに続く可能性がある6人の選手たち チーム

ナサニエル・クラインとアダム・ララーナがクラブを退団。デヤン・ロブレンがゼニトへと完全移籍を完了させ、来シーズンに向けて人員整理が行われている。余剰人員として放出されそうな選出やスタメンの座が確保されておらず移籍志願する選手が、ララーナやロブレンの後を追うかもしれない。

ロリス・カリウス

カリウス

正ゴールキーパーにアリソン・ベッカー。控えにアドリアン。期待の若手としてクィービーン・ケレハー。この時点でカリウスに居場所がないことは明白だろう。

モンペリエへの移籍の噂が出ており、凡ミスは多いが、シュートストップは欧州でも一級品。ドイツからも声がかかっても何ら不思議ではない。本人にとっても、立ち位置が不明確になるリバプール残留よりも、出場機会を得るため移籍志願するはずだ。

市場価値:320万ユーロ(約4億円)

ヤセル・ラローチ

ラローチ

FAカップでトップチーム出場を果たした新鋭。左サイドバックを主戦場とし、アンディ・ロバートソンの控え候補として期待されていたが、定着には至らず、今夏のローン移籍が濃厚である。

昇格組のリーズ・ユナイテッド含む複数クラブが興味を示している中、リバプールが確実にスタメンの座を約束してくれるクラブを優先するはずだ。元々左ウィンガーだっただけに攻撃力が魅力の選手なだけに、守備力の強化を目指したい。

市場価値:180万ユーロ(約2.3億円)

ジェルダン・シャキリ

シャキリ

ケガの影響もあり、一昨シーズンほどの活躍ができなかったシャキリ。ハーヴェイ・エリオットの台頭もあり、さらなる出場機会の減少の可能性もある。

プレミアリーグ中堅クラブであれば、充分に先発の座を確保できる実力者だけに、ニューカッスルをはじめ多くのクラブが触手を伸ばしている。パンデミックの影響がなければティモ・ヴェルナーを獲得していた公算が高く、攻撃的選手を探しているのは明白。もし新たなストライカーやウィンガー獲得に成功したら、シャキリは放出されるだろう。

市場価値:1600万ユーロ(約20.8億円)

マルコ・グルイッチ

グルイッチ

過去2シーズン連続でヘルタ・ベルリンで活躍を続けるマルコ・グルイッチ。加入以来、ローン移籍を繰り返すセルビア代表はそろそろ完全移籍に目を向けても不思議ではない。

ユルゲン・クロップが評価する中盤の大器なだけに、リバプールで躍動する姿を見たいのは山々だが、現在の陣容に割り込むのは難しい。まして、カーティス・ジョーンズが評価を高めているだけに、残留となれば熾烈な競争が待ち受ける。本人としてもヘルタ・ベルリンへの完全移籍で出場機会を確保したいはずで、リバプールはグルイッチを現金化し、移籍金の増加が既定路線か。

市場価値:1450万ユーロ(約18.8億円)

ハリー・ウィルソン

ウィルソン

昨年はダービー・カウンティ、今年はボーンマスで活躍したハリー・ウィルソンもまた放出候補。プレースキックは一級品だが、それ以外がリバプールレベルに達しているは言い難い。

ラローチ同様、昇格組のリーズ・ユナイテッドら複数クラブが獲得を狙っていると伝えられる。すでに23歳ともう一年のローン移籍は考えにくく、完全移籍での決着となる確率が高い。中位クラブにとっては、計算できる戦力となるはずだ。

市場価値:1750万ユーロ(約22.8億円)

セイ・オジョ

オジョ

23歳となった快速ウィンガー今期、スティーブン・ジェラード率いるレンジャーズFCにローンで加入。自身5度目となったレンタル移籍で、新たな挑戦への時期が近づいている。

スコティッシュ・プレミアシップでは19試合に出場し、5アシストを決めており、一定の評価を得ている。プレミアリーグでの活躍は難しそうだが、チャンピオンシップでは通用する能力を備えており、下部リーグから佐出発を図るのが、現実的な選択になる。

市場価値:160万ユーロ(約2億円)

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