リバプールは、ローマからのシャキリへの関心を拒否へ

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プレー中のシャキリ 移籍

昨シーズン、重要なバックアッパーとして存在感を示したシェルダン・シャキリ。今期は10試合のみの出場に留まり、開幕以来なかなか出番に恵まれていない。途中ケガで離脱したりと、帯同と離脱を繰り返している。加えて、フロントスリーの存在感やララーナの復調、南野の加入、エリオットの台頭…シャキリは逆風に晒されている。

そこで目をつけたのがローマ。今夏、マンチェスター・ユナイテッドからクリス・スモーリングをローンで獲得。近年のパフォーマンスを覆す活躍で、重要な戦力として数えられる。スモーリングでの成功体験と数日前のニコロ・ザニオーロの負傷もあり、ローマはシャキリのローン移籍を画策。

ただリバプールも過密日程の影響で、負傷に悩まされている。負傷者は復活が近づいているものの、左右ウイングで巧みなテクニックとクロス技術を持つシャキリの放出に踏み切れなかった。

今夏には各方面からオファーが届きそうだが、計算できる戦力をシーズン途中で手放す選択はとても難しい。サラーやマネの代わりにはならないが、貴重なメンバーの1人であるシャキリ。新加入選手や若手選手との競争は激しさを増すが、シーズン終了までモチベーションを保ち、リーグ優勝の歓喜を共に迎えてほしい。

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