リバプールDFジョエル・マティプは、カメルーン代表に戻る意思なし

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Liverpool defender Joel Matip has no intention of returning to the Cameroon national team キャリア

リバプールで熾烈なポジション争いを繰り広げるセンターバックのひとり、元・カメルーン代表ジョエル・マティプ。負傷がちながらもコンスタントに出場機会を得ているクラブキャリアとは異なり、代表では2015年9月アフリカネイションズカップ予選をもって、カメルーン代表からは遠ざかっている。

2019年から同代表を率いるトニ・コンセイソン監督は、代表招集を拒んでいるプレーヤーたちに声かけを実施している。その中には、リバプールDFも含まれており、マティプは依然として代表への参加を拒否する旨を明かしている。

「マティプを巡る状況に変わりはない。」

「ナショナルチームに戻りたい選手はおり、戻る準備ができていない選手たちをリストに含める必要はない。」

「マティプは代表に戻りたくない。それが問題だね。」

カメルーン代表でのずさんな管理体制とコーチ陣との衝突から長年に渡り、距離を置いている。2017年にはガボンで行われたアフリカネイションズカップに招集されたものの、同選手は参戦せず、代表からのリタイアを表明していた。

2016年にはトップチームデビューを飾ったシャルケからリバプールへと移籍。翌年にはリタイアを明かすことになるわけだが、『The Times』に対して経緯を語っていた。

「簡単な決断ではなかったけど、代表でのキャリアは終わった。」

「リバプールに残ってプレーしたいだけなのに、周りの状況には理解が追いついていない。」

「代表チームでプレーするためにベストを尽くして、何かを達成しようとしていた。でも、周りの環境がベストではなかった。」

「常に努力し続けたし、昔の監督とも何度も話し合い、環境を変えようとしていた。だけど、彼は次回は良くなると言うだけ。」

「再三にわたりトライしていたけど、もう我慢ならない。次はよくなるだろうと言い続けるだけでは許されない。」

「アフリカであり、ヨーロッパとは異なるし、決して比較したことはない。」

「ホテルや完璧なピッチを求めているわけではない。特別扱いを受けたいわけでもない。関わる全員が勝つために最も重要なものに集中できていれば、すべてが良い方向に進んでいただろう。」

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