オプションとしてのフィリペ・コウチーニョならアリかもしれない

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コウチーニョ、リバプール移籍

昨日はコウチーニョに対して批判的に持論を展開してきた。しかし、個人的な感情では復帰を歓迎している。苦しい中でリバプールに尽し、何度もチームを救ってきた。左サイドを得意のドリブルで切り裂き、相手を翻弄する姿はいまでも脳裏に焼きついている。

コウチーニョの能力を存分に活かすには、フォーメーションをいじるか、終盤での切り札的な使い方で解決するほかないだろう。ここまで完成されたフォーメーションを崩すのは考えづらい。ひとまずは、ジョーカー的な役割での復活が考えうる中で、最も可能性があるだろう。

状況打開のためのコウチーニョ

ゴール前をがっちりと固めるチームに対して、リバプールは相性が悪い。サラーやマネ、フィルミーノの独力での突破で勝つ試合も多いが、チャンスメイクの数は少ない。そんな問題を打破するためのロバートソンとアーノルドの積極的すぎる攻撃参加があり、ファン・ダイクからのロングフィードである。

ただ、やはり中盤でのクリエイティビティは喉から手が出るほどに欲しい。ヘンダーソン、ワイナルドゥム、オックスレイド=チェンバレン、ミルナーとファイナルサードにおいて、相手の裏を付くようなパスで決定期を演出するタイプに乏しい。

相手が引いている時は、フィルミーノが前線で潰される機会も多く、サラーやマネとの連動が機能せず苦戦する姿はよく見る光景。今シーズンは前線で試合を作るだけではなく、中盤まで降りてきてパスを散らす役割を担い、CBからのプレッシャーを軽減し、攻撃を作っていく改善が見られる。

とはいえ、フィルミーノが下がってしまうと、前線に誰もいなくなる。マネやサラーが中央に入り込むこともあるが、パスの経由地として誰かにいて欲しいし、適任はなんといってもフィルミーノなのである。フィルミーノとの相性も抜群で、中盤で試合を作れ、決定的なパスも出せるコウチーニョはこのような場面でうってつけな存在。

試合終盤まで膠着状態で進み、体力も少なくなってきた段階でのコウチーニョ投入は、相手にとって脅威のなにものでもない。

プレミアリーグを知り尽くした経験値

2013年にインテル・ミラノから加入し、以来持ち前のテクニックを武器に活躍してきたコウチーニョ。2018年のバルセロナ移籍まで、じつに5年間もプレミアリーグで輝きを放ち続けた。他リーグからやってきては、フィジカルに悩まされ、移籍を余儀なくされる選手も多い中で、5年の経験は大きすぎる。

ハフェルツに唯一足りていない要素であり、プレミアリーグでの活躍は未知数でしかない。その点、リバプール事情にも精通しているコウチーニョであれば、プレミアリーグどころか、クラブ生活にもすんなりと溶け込める。ブラジル人選手も多く、以前よりも快適なリバプールライフが待っている可能性すらある。

クロップの指揮下でもプレー経験があり、クロップ自身も肌でスタイルを理解している。さらに言えば、コウチーニョのバルセロナ移籍が噂された際は、残留へと考えを改めるために熱心に説得している。感情だけでいえば、戻ってきてほしくない人は少数派。誰もが帰還を待ちわびている。

他のクラブ移籍するにしても、チェルシーではなく、ニューカッスル移籍を誰もが待ち望んでいる。

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