さよなら、リアン・ブリュースター!? – 残留でもなく、ローン移籍でもなく、完全移籍での放出か

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KOPにとって、信じたくないニュースが飛び込んできた。リバプールはリアン・ブリュースターの売却を準備しているらしいのだ。「Sky Sports」が取り上げていることから、比較的信憑性は高いが、まだ正式決定でもないようだ。

昨シーズンの後半をスウォンジー・シティで過ごしたストライカーは爆発的な特典力でチームを牽引。惜しくも破れてたものの、プレーオフ進出に大きく貢献した。今シーズンはイングランド王者で戻り、強力なフロントスリーに挑戦する意欲を表明していた。

さらにプレシーズンでは結果も出した。ザルツブルク戦では同点弾となるゴールを決め、シュトゥットガルトとの試合では3点目を記録。コミュニティシールドではPK戦に3番手として登場し、唯一ゴールを決められずに悔しい気持ちで試合を終えた。

イングランドU21代表FWは、今夏の移籍市場では人気銘柄だ。アストン・ビラやニューカッスル、ブライトン、シェフィールド・ユナイテッドといったクラブがこぞって獲得を狙っていると報じられ、移籍先には全く困らない。アストン・ビラはブレントフォードFWオリー・ワトキンスの獲得が迫っており、競争からは撤退する可能性が高い。

圧倒的なスピードと得点感覚でリバプール残留、もしくはローン移籍が既定路線と見られていた。ただ、移籍方針の変更が行われてたようで、3000万ユーロ(約39億円)と言われるチアゴ・アルカンタラの移籍金を確保するためにも、完全移籍へと心変わりしてしまった。

一方、スペイン代表MFはバイエルン・ミュンヘンの練習に参加しておらず、チームメイトには退団の挨拶を済ましている。気持ちは確実にアンフィールドへと向いている。バルセロナがここに来て、チアゴに興味を示しており、同じくバルセロナが獲得を狙うジョルジニオ・ワイナルドゥムの去就にも影響があるはず。

チアゴやワイナルドゥムの状況とは別にして、リバプールはリアン・ブリュースターのポテンシャルを高く評価している。そのため、完全移籍の契約内容に買い戻しオプションが付け加えられる予定で、他クラブでの成長を見守ることになるのだろうか。

多くのサポーターはロベルト・フィルミーノやサディオ・マネ、モハメド・サラーにチャレンジする若武者を観たかった。本人も残留に前向きな発言をしていたこともあり、さらにその期待は高まった。最終結果がどうなるかは誰にもわからない。レッズであれ、他チームであれ、温かく見守っていきたい…

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