アンディー・ロバートソンの後釜はポルトガルU-21代表DFヌーノ・メンデスか?リバプールが熱心線を注ぐ…

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Nuno Mendes, a target for LFC 移籍

数シーズンもの間、リバプールの補強ポイントであった左サイドバック。レギュラーはスコットランド代表キャプテンのアンディ・ロバートソン。そこに今夏待望のバックアップとしてコスタス・ツィミカスが加わり、ジェームズ・ミルナーが緊急時には登板される盤石な選手層を確保できた。

リバプールは来年27歳を迎えるアンディ・ロバートソンの長期的な後釜を探しているようだ。報道によると、スポルティング・リスボンに所属するヌーノ・メンデスを執拗にスカウティングしている。レフトバックとして、スポルティング・リスボンU-23を中心に活躍するメンデスは、契約延長交渉を拒んでおり、将来が不透明になっている。

拒否している明確な理由こそ明らかではないが、いくつかの要因が契約書へのサインを留まらせている。クラブ側としては、4000万ポンド(約56億円)にも上る契約解除条項を新しい契約に盛り込むために尽力しているらしく、期待の高さが窺い知れる。

センターバックでのプレーも可能なヌーノ・メンデスは、高い身体能力と積極的な攻撃参加が特徴な選手。前線への推進力は目を見張り、足下の技術も申し分ない。細かなステップこそできないが、大股で左サイドを駆け上がる姿は、相手の右サイドバックからすれば驚異以外の何者でもない。

無理が効く身体構造だからか、守備の軽さが目立つ場面が多い。同世代の選手であれば奪えるボールも、トップチームで現在のような守備は通用しないだろう。フィジカルはすでにトップチームでも活躍できそうな体躯であり、守備におけるポジショニングや粘りなど適切な対応を覚えるのが、今後の第一ステップになりそう。

まだ具体的なオファー提示や代理人への接触はない。それでも、リバプールアカデミーにおける左サイドバックの一人であるヤセル・ラローチが移籍をほのめかしており、将来への先行投資という意味合いで獲得するのは、賢明な判断かもしれない。

アンディ・ロバートソンのようなプレースタイルではなく、そのまま引き継ぐわけではない。マンチェスター・シティ所属DFバンジャマン・メンディが似ているか、ガッチリしたタイプのサイドバックであり、新たなオプションとしても面白い選択肢にも思える。交渉が始まらない限りは、噂の域を出ないが…

アップダウンを繰り返し、体力の消耗が激しいリバプールのサイドバック陣。30歳を超えて、同様のパフォーマンスを定期的に披露するのは難しい。ここまでツィミカスも目立った活躍ができておらず、クラブのスカウト陣の視線は4年後に向いているようだ。

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