リバプールFWモハメド・サラー…クラブと契約延長についての話し合いがまだ始まっていないことを明言!

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Mohamed Salah says Liverpool have not yet discussed the possibility of a new contract with him チーム

2017年にASローマから加入したエジプト代表FWモハメド・サラー。イタリアの地に完全移籍する前には、プレミアリーグのチェルシーに在籍経験はあるが、出番もあまり与えられず、インパクトも残せず、イングランド初挑戦は満足のいくものではなかった。

ローンで在籍したフィオレンティーナや前所属ローマに移籍したことを転機に、キャリアを取り戻したエジプシャン・キング。リバプールでは驚異的なペースで得点を重ねており、198試合123ゴールと圧倒的な数字を記録し、チームのエースとして君臨している。

クラブはエジプト代表の残留を望んでいるのは公然の事実であり、レアル・マドリードやバルセロナからの関心が伝われる中、よほどの高額なオファー提示がない限りは移籍を容認しない。しかし、契約期間は2023年6月まで。残り約2年となった同選手には、まもなくリバプールから契約延長の話があっても何ら不思議ではない。

フリー退団を避けるべく、早めに契約締結を望むのがクラブの思惑。むしろ、水面下で代理人とクラブ間で交渉が執り行われていても良さそうなものだが、モハメド・サラー本人は契約延長について進捗は何もないことを明らかにしている。

「誰も何も話してくれていない。だから、現時点で言えることはほとんどない。」

「クラブの誰も話に来てくれないから、何も知らないんだよ。」

30年ぶりのイングランド制覇やチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献した同選手。重要な場面でゴールを奪える稀有なプレーヤーで、市場価値は非常に高い。リーグ全体でサラー包囲網が形成される局面でも、ゴール前では絶対的なセンスを見せ付ける。

そして、さらなる成長を求め、タイトルに貪欲な姿勢を持つモハメド・サラーは、今後もより多くのタイトルを獲得することを目指すことを明言した。

「ふたたびプレミアリーグ制覇を成し遂げたいし、ふたたびチャンピオンズリーグも勝ち取りたい。」

「勝利の味は素晴らしい。タイトルを何度も、何度も、何度も獲得できるように努力しているし、トロフィーを勝ち得ることが仕事の一部だからね。」

今シーズンもサディオ・マネやロベルト・フィルミーノが得点チャンスをモノにできない場面が目立ち、ディオゴ・ジョッタも数ヶ月間の離脱を余儀なくされた。南野拓実やディボク・オリギ、シェルダン・シャキリらが本領を発揮できずに苦しむ一方、エジプシャン・キングはひとり気を吐く。リーグ戦ではトッテナムFWハリー・ケインと得点王争いを演じ、リーグ戦で20ゴールを叩き出している。

財政難に疲弊するレアル・マドリードやバルセロナが今夏に大金を支払える保障はない。それでも、来シーズン以降で脂の乗り切ったエジプト代表のエース獲得を目指す可能性は十分に考えられる。多額の移籍金を手に入れ、他の選手に投資する選択肢もあり、直近2シーズンの動向は慌ただしく動きそうだ…

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