ACミランと契約満了を迎えるMFハカン・チャルハノールが、リバプールと交渉中!?

スポンサーリンク
Hakan Calhanoglu is Not planning to extend current contract with AC Milan...Destination could be Liverpool 移籍

2017年にバイエル・レバークーゼンからACミランに移籍してきたトルコ代表MFハカン・チャルハノール。セリエAではレギュラーの座をがっちりと確保し、低迷し続けたACミランを支え続けた。今シーズンはスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチのリーダシップに引っ張られ、リーグ前半戦では好調を維持した。

後半戦ではクラブのエースが負傷離脱したこともあり、急激に順位を落としていき、同じ街のライバルでもあるインテル・ミラノにリーグ制覇を掻っ攫われた。一時は来季チャンピオンズリーグ出場すら危ぶまれてたが、最終的には2位でフィニッシュ。久しぶりの好成績を手に入れた。

今シーズン43試合9ゴール12アシストと見事な数字を残したトルコ代表MFだが、契約延長の交渉がまとまっておらず、契約満了が刻一刻と迫ってきている。『Sport Mediaset』によれば、契約延長の意思はなく、フリーでの退団の可能性が高まっている。

数多くのクラブは無料で獲得でき、実績も十分なミッドフィルダーを魅力的なオプションだと感じており、選手の動向を注意深く見守っている。リバプールも興味を示すクラブのひとつであり、代理人にコンタクトを取ったと報じられている。

財政難に陥っているのは、リバプールも変わらない。潤沢な資金を持たないクラブにとっては、無料で獲得できる選手に関心を抱くのは世の常。さらには、同じポジションを務めるシェルダン・シャキリやディボク・オリギが退団濃厚で、27歳のミッドフィルダーはバックアップ候補としても良質なプレーヤーだ。

アントニオ・コンテ監督が退任したインテル・ミラノ、マッシミリアーノ・アッレグリ監督が復帰するユベントスらも同選手に触手を伸ばしており、獲得レースは激化するはず。

一方、攻撃に強みを持つ中盤の選手はすでに多く在籍している。チアゴ・アルカンタラ、カーティス・ジョーンズ、ナビ・ケイタ、アレックス・オックスレイド=チェンバレンと十分な枚数を有しており、ジョルジニオ・ワイナルドゥム退団で弱まる守備面で力を発揮できる選手が優先にも思える。

激しいプレッシングを行えるジェームズ・ミルナーやジョーダン・ヘンダーソンも年齢の影響で負傷が多くなっており、この条件に元レバークーゼンMFが合致するかは未知数。ただ、ナビ・ケイタにも売却の噂がつきまとっており、仮に売却となると優先度が急激にあがる。

ACミランで172試合に出場したトルコ代表MFは、ほんとに契約延長に応じないのかが鍵になる。とはいえ、残り1ヶ月を切った現段階でまとまっていないとなると、限りなくフリー退団が現実路線。代表のメンバーとして、ユーロ2020に出場するため、移籍先の決定は大会後になりそうだ…

タイトルとURLをコピーしました