ビッグクラブがこぞって狙うMFサウール・ニゲス…アトレティコ・マドリードは売却を準備!?

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Saul Niguez could be heading to Liverpool? Atletico Madrid prepares to sell Spanish star 移籍

2008年にレアル・マドリード下部組織からアトレティコ・マドリードU-17カテゴリーに入団。2013年にディエゴ・シメオネ監督が率いるトップチームへ昇格すると、1シーズンのローン移籍を挟んで、チームの中心を担ってきたスペイン代表MFサウール・ニゲス。

昨シーズンも41試合にフル稼働したミッドフィルダーは、アトレティコで337試合43ゴール19アシストを記録している。豊富な運動量でシメオネ監督特有の激しさを中盤にもたらし、攻守両面において存在価値を発揮している。ボール保持も巧みで、容易にボールを失わないところは安定感を与える。

PSG移籍が完了したオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムの後任探しを続けるリバプールは、各国リーグでスカウティングを行っている。様々なミッドフィルダーへの関心が伝えれられるなか、『La Razon』によると、アトレティコ・マドリードが同選手の退団を容認するようだ。

6000万ポンド(約84億円)とも言われる多額の移籍金が必要になるため、今後は資金集めが焦点。ラ・リーガでの十分な経験を積んでおり、チャンピオンズリーグや代表での試合経験も申し分ない。年齢もまだ26歳とこれからの飛躍も考えられる。

リバプールがオランダ代表MFの退団で失った能力と経験値をチームにプラスしてくれる存在であり、適応には問題ないだろう。確実にチームに厚みをもたらしてくれるプレーヤーだけに、獲得できる機会があるのであれば、そのチャンスに乗るべき。

しかし、新型コロナの影響による財政難があらゆるクラブを悩ませる。シェルダン・シャキリやディボク・オリギら余剰人員の売却においても、通常時よりも値下がりが予測される。つまりは、彼らを売却したとしても、スペイン代表MF獲得に費やす資金を得られない可能性が高い。

さらには、リバプールの中盤が崩壊しているとは言い難く、大金での移籍となったオランダ代表DFフィルジル・ファンダイクやGKアリソン・ベッカーとは状況が異なる。緊急性にも乏しく、約84億円もの資金を投じるとは考えづらい。

より安価で良い選手が市場にいるため、わざわざMFサウール・ニゲスに手を出す必要も感じない。アンフィールドでプレーする同選手を一度観てみたいものの、現実的な獲得候補ではないため、フランス代表FWキリアン・エムバペのように妄想して楽しみたい…

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