錯綜するジニ・ワイナルドゥム後継者問題…ACミランMFフランク・ケシエが獲得リストに追加!?

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Liverpool linked with Franck Kessie from AC Milan, currently on international duty in Tokyo Olympics 移籍

開催中の東京オリンピックにおいて、コートジボワール代表のオーバーエイジ枠として参加しているACミランMFフランク・ケシエ。クラブでは中盤の主軸の責を担っており、昨シーズンはコッパ・イタリア含み38試合とフル稼働した。

2019年に2シーズンにわたるレンタル移籍を経て、ACミランに正式加入した元アタランタMF。屈強なフィジカルで当たり負けしない守備的ミッドフィルダーは、豊富な運動量で攻撃と守備で貢献できる典型的なボックス・トゥ・ボックス型で、プレースタイルは退団したオランダ代表MFに似たり寄っている。

リヴァプールは穴を埋めるために、ミッドフィルダー探しを継続しているものの、いまのところは進展が見られない。プレミアリーグ問わず、様々な選手への関心が報じられており、本命を探るには至難の技だ。

そんな状況において、候補として急浮上してきたのがMFフランク・ケシエ。2022年まで契約を残す同選手だが、契約延長交渉が滞っている。あと半年間でクラブ間合意なしで他のクラブと交渉できてしまうコートジボワール代表MFについて、所属クラブであるACミランは対応を迫られている。

『Gazzetta Dello Sport』によると、同選手の代理人とクラブは数週間後に話し合いの機会を設ける予定で、延長に向けた妥協案を探る方針を示している。今夏にはGKジャンルイジ・ドンナルンマとMFハカン・チャルハノールをフリーで手放しており、二の舞は避けたいところ。

ここまではフランスUー21代表イブラヒマ・コナテをRBライプツィヒから獲得したのみに留まっているリヴァプール。前線と中盤にそれぞれ新たな選手を加えたい方針を持つ同クラブだが、まずは余剰人員の売却を急ぎたい構えだ。

放出によって獲得資金を積み増した後に、加速度的に補強プランが実施される可能性は大いにある。FWズラタン・イブラヒモビッチを欠いた戦いに苦戦しているACミランは主力級を2選手も退団しており、戦力ダウンは否めない。

群雄割拠の陣容を呈してきたセリエAでのプレーを継続させるのか、それともプレミアリーグという新たな舞台での活躍を夢に、新しいチャレンジへと歩みを進めるのか。まずは、ACミランとの交渉が進展するかどうかに注目しつつ、リヴァプールが具体的な動きに出るかどうかにも目配せしていきたい…

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