2018/19チャンピオンズリーグ優勝に加えて、翌シーズンにはプレミアリーグ制覇。ユルゲン・クロップ監督の指揮下で様々なタイトルを獲得してきたリバプールだが、その中心にはキャプテンであるジョーダン・ヘンダーソンがいた。
すでにレジェンド級の働きを見せている元サンダーランドMFは、クラブとの契約延長交渉に臨んでいた。先月にはオファー内容に満足しなかった同選手の去就が急激に慌しくなり、アトレティコ・マドリード移籍の噂が報じられるなど退団の可能性が高まっていた。
プレシーズンへの合流が遅れたことも退団の噂を助長していた。ただし、クロップ監督は会見でキャプテンとの契約延長を熱望していること、また解決に向けて取り組んでいる旨を語っており、新たな条件提示をほのめかしていた。
そして、先ほど最高のニュースが届いた。『The Athletic』の記者デイビッド・オーンスタインによると、停滞していた延長交渉に進展が見られ、クラブとジョーダン・ヘンダーソンは3年契約に合意した。
新契約には1年間の延長オプションが付いており、出場試合数に応じて行使されるか否かが判断される。今回の契約で最大2025年までアンフィールドに残ることになったイングランド代表MFは、35歳までリバプールの選手としてキャリアを歩む。
🚨 EXCL: Liverpool & Jordan Henderson reach agreement in principle over new contract. Improved 3yr deal + option of 4th based on appearances. Not signed yet. Klopp key to turnaround. 31yo shone for #LFC in friendly vs #AVFC at Anfield on Sun @TheAthleticUK https://t.co/4yELsTXI3t
— David Ornstein (@David_Ornstein) August 16, 2021
トレント・アレクサンダー=アーノルドやファビーニョ、アリソン・ベッカー、フィルジル・ファンダイクら主力との契約延長が相次いでおり、新戦力の獲得以上に喜ばしいニュースとなっている。モハメド・サラーとの交渉も進めており、さらなる歓喜に包まれそうだ。
リバプールMFはまだ契約書への署名をしておらず、クラブからの正式発表を待ちたい…