南野拓実やディボク・オリギでは力不足…リバプールレジェンドが古巣の補強に苦言!

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Minamino and Origi are not good enough... Liverpool legend complains about old club's reinforcements チーム

RBライプツィヒからDFイブラヒマ・コナテを獲得し、昨シーズンに危機的状況に陥ったセンターバック陣を補強。フィルジル・ファンダイクやジョー・ゴメス、ジョエル・マティプが復活し、ナット・フィリップスも残留と盤石な陣容を整えた。

フォワードやミッドフィルダーにさらなる補強が待ち受けているかと思いきや、移籍最終日にも動きは見られず、他のクラブがビッグネームを獲得した現状を鑑みると、やや物足りない内容となってしまった。

潤沢な資金力を持たず、あくまでクラブ運営での利益を選手獲得に費やすリバプールにおいて、オーナー企業が資金を注入できない。さらには、新型コロナにより傾いた財政バランスを調整するためにも、補強に多額の資金を回せなかったのだろう。

純然たるワンクラブ・マンとして、長年に渡りリバプールの最終ラインを支え続けたクラブOBジェイミー・キャラガー氏は古巣の移籍市場での動きには満足していない。『PA News Agency』に語った内容によると、とくに攻撃陣に厚みをもたらせなかったことに苦言を呈している。

「正直なところ、リバプールがアタッカーを獲得できなかったことにはガッカリしている。」

「リバプールは攻撃陣が足りておらず、全員のコンディションを保たなければならず、非常に困難なタスクになる。苦しく時期がやってくるだろうが、フロントスリーはいまだ健在だ。」

「マネやサラーがアフリカネイションズカップでチームを離れる。出れない試合数を把握できていないけど、リバプールは確実に影響を受けると思う。」

「オリギや南野がいるけど、彼らより優れた選手をチームに迎えて欲しかった。」

「オーナー陣が原因なのか、パンデミックと関連しているのか、ファイナンスは逼迫しており、誰かを獲得するには誰かを売却すべきことは知っている。」

「ジョッタも健在で、膝の怪我で約4ヶ月間チームを離脱していた昨シーズンは、早い復帰を待ち焦がれたね。」

ロベルト・フィルミーノやモハメド・サラー、サディオ・マネ、ディオゴ・ジョッタと世界でも有数のフォワード陣には期待しているが、バックアップ陣のレベルには落胆を隠しておらず、補強は必須だったという立場を崩さない。

ただし、キャラガー氏の言う通り、シーズン通してスタメン組のコンディションを維持するのは厳しい。事実、ブラジル代表FWが負傷してしまい、ダブル・エースが離脱する今年の冬は厳しすぎる戦いが待ち受けていることが間違いない。

なかなか結果が出せていないオリギや南野への低い評価は理解できるが、移籍市場はすでに閉まっている。どこかのタイミングで、両選手とも出場機会を得るはずで、クラブOBの見立てを覆すような働きを見せてくれると信じたい…

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