リヴァプールFWハーヴェイ・エリオットは、どのポジションでのプレーでも大歓迎!

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Harvey Elliott is happy to play wherever the club wants him to play チーム

インターナショナルマッチウィークのため、各国リーグは一時中断。プレミアリーグは第3節まで終え、リヴァプールは2勝1分と順調なスタートを切った。チェルシー戦では10人相手に攻めあぐねたが、フィルジル・ファンダイクやジョエル・マティプが完全復活し、守備が安定を取り戻した。

さらには、負傷離脱することも多いナビ・ケイタが開幕から2戦連続でスタメンに名を連ね、ジョーダン・ヘンダーソンやチアゴ・アルカンタラも復活を予感させた。フロントフォーも健在で、全員が得点を奪っており、コスタス・ツィミカスもバーンリー戦で際立ったパフォーマンスを見せ、アシストを記録している。

中でもサポーターを歓喜させているのが、ミッドフィルダーへとコンバートされたイングランドU-21代表FWハーヴェイ・エリオット。本職の右ウイングにはモハメド・サラーが君臨しており、出場機会は限定的。ジニ・ワイナルドゥム退団で枚数が減った中盤であれば、より多くの出番を得られる。

第2節バーンリー戦でスタメン&フル出場を果たした同選手は、VARの結果取り消しになったが、サラーの得点をアシストするなど精度の高いパス能力を発揮。ポジショニングや守備面での貢献度も高く、試合を通して目立っていた。

続くチェルシー戦でも、ビッグクラブ相手に全く怯まず、できることに集中。自らシュートで終えていいシーンでも、サラーやトレント・アレクサンダー=アーノルドへのパスを選択するなど積極性には欠いた部分もあるが、周りを活かすプレーを思う存分に披露した。

物怖じしない姿勢は、18歳という年齢を感じさせない。将来に向けて、大きな期待を抱かせてくれるプレーぶりはユルゲン・クロップ監督をもビックリさせている。

オーストリアで行われていたプレーシーズンから慣れない中盤での起用が続いているが、元フラムFWはポジションは全く気にしていない。『The Athletic』とのインタビューで、クラブが求めるポジションでのプレーを楽しんでいることを明かしている。

「指示されたどんなポジションでも、喜んでプレーするよ。」

「今は、これまで以上にサッカーを楽しんでいる。リヴァプールのようなクラブにいられて光栄だし、トッププレーヤーたちとのプレーは素晴らしい学びの機会になっている。ほんとに感謝している。」

チアゴらが完全復活すれば出場機会が少なくなる可能性があるが、ここまでのパフォーマンスは先発の座を確保するには十分。チャンピオンズリーグやイングランド名物の年末年始の過密日程により、熾烈な中盤でのポジション争いでも実力を発揮できる機会が必ず巡ってくる。

トップリーグとトッププレーヤーたちに囲まれた環境で少しずつ経験値を高めていき、目標は来シーズン以降でのスタメン定着。昨季ローン移籍で開花した得点感覚やアシスト能力を武器に、さらなる飛躍を誓う…

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