リヴァプールとマンチェスター・シティらプレミア勢が、バイエルン・ミュンヘンFWに興味津々?

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Premier League clubs Liverpool and Manchester City interested in Bayern Munich winger 移籍

バイエルン・ミュンヘン所属のフランス代表FWキングスレイ・コマンは、2023年6月まで結ぶ現行契約に対して延長を拒否すると伝えられており、レアル・マドリードに無料で譲ってしまったオーストリアDFダヴィド・アラバの二の舞を避けるためにも、早いタイミングでの放出に前向きかもしれない。

EURO2020にもフランス代表の一員として参加しており、切れ味鋭いドリブルは相手ディフェンスにとっては脅威でしかない。ドイツ王者では203試合41ゴール50アシストとそれなりの数字を残している。

ユリアン・ナーゲルスマン新監督が就任したクラブにおいて、絶対的な存在になり切れていない。負傷の影響もあり、ここまで途中出場が2試合に留まっており、レロイ・サネやセルジュ・ニャブリとの熾烈なポジション争いを強いられている。

『le10sport』によると、契約延長に応じない意向を示す同選手はプレミアリーグ上陸を夢に見ており、早ければ来年の夏での移籍を希望している。25歳と脂が乗り切っている年齢は、世界でも最高峰のリーグへの初挑戦には理想的。

元ユベントスFWには、リヴァプールとマンチェスター・シティのプレミア勢が強い関心を抱いており、2022年夏の移籍市場で争奪戦を繰り広げると予想されている。代表でも34試合5ゴールと十分な経験を持つウインガーは両クラブにとっても魅力的な人材であることは間違いない。

リヴァプールにおいては、モハメド・サラーやサディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノの後継者問題がいよいよ深刻化しており、ディオゴ・ジョッタとともに次世代のフロントスリーを探し求めている。今夏も数多くの候補への関心が報じられていたものの、最終的には補強ゼロに終わっている。

両ウイングで起用できるフランス代表FWは、ポジション視点ではたしかに興味をそそる。だが、懸念点は得点能力。システム変更で対応は可能だが、現状のままであれば、ウインガーには相当な得点感覚が期待され、毎シーズン5ゴール前後では物足りない。

スピードでサイドを切り裂き、ドリブルで相手のマークを外す。最後の部分での崩しだけではなく、しっかりとゴールを奪い切るストライカータイプの方が優先度は高いはず。その点では、ワトフォードで得点も取れることを証明しているセネガル代表FWイスマイラ・サールあたりをまずは狙っていくと思われる。

粋の良い若手も台頭しており、数年後を見据えたアカデミー強化は着々と身を結びつつある。3年後のフロントスリーは誰が担っているのか、また予想されるスティーブン・ジェラード監督の元でスタメンを勝ち取る選手は誰だろうか…いまからワクワクが止まらない…

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