フランク・ケシエ移籍騒動に新展開?リバプールとパリ・サンジェルマンが動向を探る

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New developments in the Frank Kessier transfer saga? - Liverpool and Paris Saint-Germain look to move on 移籍

ジョルジニオ・ワイナルドゥムの退団に加えて、ジェームズ・ミルナーやジョーダン・ヘンダーソンらが30歳の大台を超え出し、負傷で離脱する時期が目立ってきた。期待されたハーヴェイ・エリオットも不運の負傷で長期離脱。リバプールは中盤の枚数を増やしたい気持ちは隠しきれない。

今夏の移籍市場でも数多くのターゲットが報じられてきた。ユーリ・ティーレマンス(レスター・シティ)やイヴ・ビスマ(ブライトン)、フロリアン・ノイハウス(ボルシア・メンヒェングラートバッハ)ら名前を挙げ始めたらキリがない。

移籍市場が閉じる直前から閉まった後にかけ、継続的にリバプールからの関心が伝えられているのが、ACミラン所属のコートジボワール代表MFフランク・ケシエ。東京オリンピックにも出場し、恵まれたフィジカルと運動量に加えて、高いパススキルでチームの中盤に安定をもたらす。

所属クラブとの契約更新問題に揺れる同選手は、来年6月には契約満了を迎える。クラブとの交渉が難航しているとも言われており、来年1月にはクラブの許可なしに他のクラブと交渉が行えるようになることもあり、ミッドフィルダーを探し求めるリバプールがチャンスを伺っている。

『Gazzetta dello Sport』が新たに報じたことによれば、リバプール以外にもパリ・サンジェルマンも争奪戦に参戦しており、両クラブとも来年1月の移籍市場での獲得を目指している。一方、ACミランもさらに条件を改善した内容での新契約オファーを準備しており、引き留めに全力を尽くしている。

中盤の底を任せられる人材が不足している印象のリバプール。加えて、オランダ代表MFの退団で真ん中での強さを失った。対人守備でも負けずに、前線にも積極的に顔出せるコートジボワール代表MFは最適なプレーヤーだろう。

契約満了が近づいているだけに、割引金額もしくはフリートランスファーとなるため、お財布にも優しい。イヴ・ビスマやユーリ・ティーレマンスを獲得する場合には大金が必要になるため、主力売却の可能性がチラつく。

圧倒的な資金力を有するパリ・サンジェルマンとの獲得レースを制し、屈強なMFフランク・ケシエをアンフィールドに迎えることができるのだろうか…?

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