ブラジル代表監督は、早期での離脱を否定…ワトフォード戦はアリソンとファビーニョ欠場濃厚

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Brazil coach denies he will be out early - Alisson and Fabinho unlikely to play against Watford 代表

依然として、英国政府から『レッドリスト』指定を受けるブラジル。前回のインターナショナルマッチウィークでは招集を拒否したプレミアリーグだが、今回は政府の特例措置により、10日間の隔離期間でもトレーニングや試合出場が可能となった。

ワトフォードがリバプールからの日程変更提案を拒否...ブラジル代表メンバーの出場が困難に
インターナショナルマッチウィークに突入したサッカー界。新型コロナの影響が残る中、ワクチンを摂取したプレーヤーに限り、英国政府から『レッドリスト』指定されている国々への渡航が許可された。さらには、帰国後の10日間の隔離処置も緩和され、トレーニ...

措置に満足していないリバプールおよびユルゲン・クロップ監督。さらに怒りを募らせているいるのが、試合日程の問題。ブラジル代表3戦目のウルグアイとの一戦からプレミアリーグ・ワトフォード戦までの間がわずか33時間しかなく、移動時間などを考慮すると出場が困難。

リバプールはプレミアリーグとワトフォードに対して、日程変更を依頼したものの、スタジアムに来るサポーターたちを混乱させることを理由にリクエストを却下。本来の予定通り、ランチタイム・キックオフのままとなり、影響を受けるアリソン・ベッカーやファビーニョの出場に黄色信号が灯っていた。

一方で、ウルグアイ代表との試合日程を1ヶ月前、つまりプレミアリーグ日程がすでに決定している中で時間調整したブラジル代表にも落胆しているリバプール。一縷の望みは、ブラジル代表が2戦目のコロンビア代表との試合を最後に早めに選手たちをリリースしてくれることだった。

しかし、わずかな望みもブラジル代表を率いるチッチ監督の一言で実現が絶たれてしまった。ブラジル・メディアから早期離脱の可能性を問われた同監督は、3試合を戦うために招集したメンバーであることを強調している。

『可能性はまったくない。』

『彼らは今回のインターナショナルマッチウィークで行われる3試合のために招集されているんだ。』

前回の招集拒否を根に持っている印象も受けるが、FIFAのルールである以上はどうしようもない。リバプールの選手だけが早めにチームを離れれば、今回は確実に5日間の出場停止処分を受けてしまう。

しかし、リバプールには頼れる第2GKクィービーン・ケレハーやアンカーを務めることが予想されるジョーダン・ヘンダーソンがいる。ワトフォードはクラウディオ・ラニエリ新監督の初陣であり、しかもホームで戦えるため、少し不気味な部分は否めないが勝ち点3で好調を維持したい。

ブラジル代表組はその次の試合、チャンピオンズリーグ第3節アトレティコ・マドリードとの試合で戻る想定。死の組で最大のライバルとの対戦は白熱すること間違いなく、アリソンやファビーニョの力が必要不可欠。来週末は英気を養うためにも休息を優先することになる…

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