大入りのアンフィールド初体験のリバプールFWディオゴ・ジョッタ…『まるで別のクラブでプレーしているみたい』

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Liverpool's Diogo Jota on his first experience of a packed Anfield 'It's like playing for a different club' スタジアム

昨年の夏に、ウルバーハンプトン・ワンダラーズからリバプールへと活躍の場を移したポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタ。昨シーズンは30試合13ゴールを奪い、フロントスリーと比べての遜色のないプレーを披露。一気に中心選手としての立場を手に入れた。

惜しくも負傷で数ヶ月をふいにしてしまった同選手だが、同時期に歴史的なホーム6連敗を喫したチームの成績とも重なり、不在の影響を大いに感じさせる展開に。今シーズンも9試合3ゴールを記録しており、数字では測れない献身性でもチームの好調さを支えている。

昨季との大きな違いは、スタジアムの雰囲気。無観客、もしくは少ない観衆の前でのプレーを余儀なくされた昨シーズン。ポルトガル代表FWが兼ねてから待ち焦がれていた満員のアンフィールドでのプレーを、今季は心底満喫している。

ディオゴ・ジョッタは『Liverpool Echo』に対して、対戦相手としてアンフィールドで戦った経験を振り返りつつも、大勢のファンが詰めかけたスタジアムでのプレーは、まるで別のクラブでプレーしているかのようだと表現している。

「アンフィールドで対戦相手としてプレーするのがどれだけ大変だったかを覚えているよ。」

「去年は、今シーズンのように、満員のスタジアムでファンに応援されながら、アンフィールドでプレーすることは叶わなかった。」

「大歓声を受けられなかったこともあり、まるで昨シーズンとは別のクラブでプレーしているような気分だね。ファンは私たちにとってほんと重要な役割を担っている。」

リバプール加入以来、すぐさま強力フロントスリーに適応。モハメド・サラーやサディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノらと見事な連携で得点を量産したシーズンを経て、いまではフロントフォーとして評されるほど。

完全にマッチしている印象も受けるが、ポルトガル代表FWはまだまだ現状に満足していない。より多くの試合をともに戦うことで、お互いの理解を深めながら、プレーを改善し続けられると自信をのぞかせている。

「彼らと一緒にプレーできて、結果を出せていることはとても嬉しい。だけど、まだ連携を深めているところだと思ってる。」

「ともに試合に出たり、様々な相手と対戦したりすることで改善していけるさ。普通にプレーできれば、今シーズンはフロントフォーで多くのゴールを決められると信じてる。」

今後も得点とアシストを積み重ねるくれるはずのリバプールFWには、さらなる期待を抱いてしまう。マネが昨季の不調から本調子を取り戻し、エジプト代表FWは相変わらずの得点力を誇る。負傷で出遅れたフィルミーノはまだ100%まで戻り切っていないものの、繊細なボールタッチは衰えない。

フロントスリーがいずれも30歳前後を迎えるだけに、世代交代は盛んに叫ばれている。なかなか主力級のフォワードが獲得できずにいるクラブにおいて、まだ24歳のジョッタは確実に将来を担うべき選手であり、粋の良い若き才能とともに、新たな最強フロントスリーを形成してくれるだろう…

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