リバプール第2GKは、ワトフォード戦で5ゴールを奪ったフロントスリーに驚嘆

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Liverpool's second goalkeeper marvels at front-three that scored five goals against Watford チーム

モハメド・サラーの絶妙パスからサディオ・マネのワンタッチシュートで幕を開けたワトフォード戦は、ロベルト・フィルミーノのハットトリックやモハメド・サラーの2戦連発となる驚愕な個人技ゴールなどが飛び出し、5得点のゴールショーで観衆を魅了した。

ブラジル代表FWが久しぶりにスタメン復帰し、いつものフロントスリーが揃った前線はキックオフから相手のディフェンスを凌駕し続けた。抜群のコンビネーションは衰え知らず、年齢による危惧も覆す活躍ぶりに、チャンプオンズリーグ3試合目アトレティコ・マドリード戦に期待をもたせる。

ブラジル代表に招集された正GKアリソン・ベッカーが、イギリスに戻らずに、そのままマドリードに移動する関係もあり、ワトフォード戦で先発の座を任されたのがアイルランド代表GKクィービーン・ケレハー。

前半戦は、ワトフォードを圧倒したリバプールが完璧に試合を支配。後半途中から省エネモードに移った後半には何度かセーブを求められる展開に。イスマイラ・サールが放ったシュートを力強い右手で弾き、クリーンシートを成し遂げた。

出番が少なく、ゴールキーパーにとってはある意味で難しい試合運びとなった前節だが、若き守護神は終始安定したプレーぶりで、与えられた仕事を全うした。

そんなGKクィービーン・ケレハーだが、逆エンドで5ゴールを奪いきったフロントスリーの活躍について言及し、トレーニング中の秘話を明かしている。

「日々彼らと一緒にトレーニングをしているけど、ときどき手が付けられなくなるよ。」

「彼らの連携は、観ているだけで楽しませてくれる。3人ともがうまく調和し、フィルミーノが適切なポジションを取ることで、両ウイングのゴールを演出する。現在は調子が良くて、ほとんど止めるのは不可能だね。」

今シーズンは公式戦で10試合10ゴールとハイペースで得点を重ねるエジプト代表は、直近8試合連続でゴールネットを揺らしている。いつにもまして凄みを増しているストライカーは、ワトフォード戦ではゴールに、アシストにと質の高さをまざまざと見せつけた。

まさに絶好調のままシーズンをひた走るエジプシャン・キングだが、今季の個人タイトル受賞について問われたリバプールGKは活躍ぶりを振り返り、タイトルに値するだろうと、その可能性を示唆している。

「ほんとにその通り。今季サラーは信じられないようなゴールをいくつも決め、得点を量産している。現状で言えば、最高の状態にあり、個人タイトルにも値する。」

アリソン・ベッカーの欠場によって巡ってきたチャンスに、最適な形で応えたアイルランド代表GK。なかなかセーブをする場面に遭遇しなかった試合内容だったが、高い集中力とインテンシティを誇ったチーム全員のパフォーマンスを手放しで絶賛している。

「簡単な試合ではなかった。リバプールのようなクラブほとんどの試合で、高いポゼッション率を誇るチームでは、試合中に多くのタスクは降ってこない。」

「チーム全体で最適なパフォーマンスで、すべてがうまくハマった。5ゴールを奪えたのは素晴らしく、クリーンシートも達成できたのは、見事なチームパフォーマンスのおかげだね。」

「クラブとしてはリーグ優勝を目指しており、そのために戦っている。幸いなことに、正しい方向に進んでいるね。」

ブラジル代表GKの帰還とともに、ふたたびベンチでの日々に戻る予定。しかし、必要なときに必要なプレーを発揮できる選手は貴重であり、落ち着き払った精神力は最終ラインにも安定感を生む。

アリソンを上回り、リバプールでの定位置確保に燃える同選手は、いつの日か背番号”1”を背負い、アンフィールドを歓喜させるのだろうか…?

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