リバプールとマンチェスター・ユナイテッドが、スペイン代表デビューも飾ったバルセロナの超新星“ガビ”に関心か

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Liverpool interested in Barcelona starlet Gavi, who made his debut for Spain 移籍

若干17歳ながら名門バルセロナで、今年トップチームデビューを飾ると、一躍クラブの未来を担う逸材としてもてはやされているが、パブロ・パエスエスこと”ガビ”。リーグ戦では5試合に出場しており、うち3試合はスタメンとレギュラーを確保しつつある。

卓越したボール扱いに加えて、高いクリエイティビティを発揮し攻撃を司る。スピードもあり、攻守両面で懸命にプレーする姿はサポーターの心を掴んでいる。クラブのレジェンドでもあるシャビとも比較される同選手は、ペドリとともにバルセロナの中盤を底上げする。

今月には、ネーションズリーグ準決勝イタリア代表との試合でフル代表デビューを果たす。しかも、スタメンでの出場はスペイン国内での評価の高さを窺わせる。続く決勝戦でもフランス代表相手に先発の座を射止めると、惜しくもチームは敗れたものの、印象的なパフォーマンスを披露した。

2004年生まれで、今季からトップチームに帯同しているとは思えないほどに見事なプレーぶりは、ヨーロッパ各国のメガクラブが興味を引いている。『El Nacional』によれば、リバプールとマンチェスター・ユナイテッドが関心を抱いており、イングランドへの移籍を画策している。

4240万ポンド(約59億円)とも言われる契約解除金が設定されており、将来有望な若きミッドフィルダーには比較的安い金額。同じく将来の活躍が期待されるアンス・ファティやペドリらの移籍金に比べても、格段に割安だ。

一部では、バルセロナが契約解除金を上げる準備を進めており、契約が締結されると一気に熱は冷めるだろう。所属クラブも簡単には手放さないはずで、財政難にあるクラブにおいても若き至宝の放出には手をかけない。

かくいうリバプールも潤沢な資金はない。4240万ポンド(約59億円)も高額の部類に入るため、容易には資金を注入できない。移籍金が高くなればなるほど、豊富な資金を有するマンチェスター・ユナイテッドが有利になる。

ただし、チアゴ・アルカンラタやナビ・ケイタ、カーティス・ジョーンズ、アレックス・オックスレイド=チェンバレン、ハーヴェイ・エリオットらが攻撃的なミッドフィルダーとして在籍しており、喫緊で補強しなければいけないタイプではない。

まして多額の費用を必要とする移籍は踏み止まるだろう。より守備的なミッドフィルダーの重要性が叫ばれており、先日のマンチェスター・シティ戦では攻守に走り切るスタミナを持つジョルジニオ・ワイナルドゥムの不在を痛感させられた。

様々な候補がメディアで報じられているが、あまり本気にせず、読み物として楽しみたい…

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