リバプールらプレミアリーグの複数クラブが、若きアメリカ代表FWリカルド・ペピー争奪戦を展開か

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Liverpool and other Premier League clubs in battle for young American international Ricardo Pepi 移籍

フロントスリーが揃って、節目となる30歳を超え、もしくは目前にしており、世代交代の必要性は日々高まっている。今シーズンはモハメド・サラーが驚異的なペースで得点を重ね、サディオ・マネも昨季の不振から復調し、ロベルト・フィルミーノやディオゴ・ジョッタらの攻撃陣は得点を荒稼ぎしている。

ただし、年齢については忘れることはできない。エジプト代表FWとの契約延長問題にも注目が集まる中、今夏の移籍市場から様々なターゲットへの興味が報じられており、近々新たなフォワードがチームに加わることになるかもしれない。

『The Mirror』によれば、意外とも思えるメジャーリーグサッカーでプレーする若きストライカーに関心を示している。選手の名前は、FCダラスFWリカルド・ペピー。アメリカとメキシコ国籍を有する同選手は、所属クラブと2026年まで契約を結んでいる。

2021年9月8日にはフル代表デビューを果たしたリカルド・ペピーは、今季リーグ戦で大ブレーク。27試合13ゴールを奪い去り、マンチェスター・ユナイテッドやリバプール、ブレントフォード、ブライトンらが関心を強めている。

怪我をせず、現在のパフォーマンスを維持できれば、来年の夏に開催されるワールドカップ初出場を叶えるであろう同選手だが、早ければ来年1月の移籍可能性が浮上している。選手もW杯前というリスクのある移籍にも前向きだと言われており、レギュラーを掴めるクラブであればヨーロッパ上陸も実現しそうだ。

そうなると、リバプールやマンチェスター・ユナイテッドは除外される。未来への投資の意味合いも強く、いきなりファーストチームは難しい。例え帯同が許されたとしても、試合出場はカップ戦だけに限定される。

ブレントフォードもアイヴァン・トニーとブライアン・エンベウモと強力ツートップが実力を証明しており、付け入る隙がない。その点、ブライトンはニール・モペイ以外に絶対的なストライカーがおらず、チャンスは眠っている。

昨シーズンは驚愕の得点力不足に悩み、リーグ順位も下位に沈んでしまった。今季は前線が決して多くはないが、着実に得点を積み重ねており、上位に食い込んでいる。ただし、強固な守備陣に加えて、魅力的なサッカーを展開するグレアム・ポッター監督が織り成すサッカー哲学の割には、ゴール前での迫力は乏しい。

メジャーリーグサッカーと、プレミアリーグのレベルからはだいぶ落ちるリーグとは言えども、13ゴールを挙げているストライカーは大きな力になり得る。2試合に1得点のペースは、いつ得点力不足に戻ってもおかしくないチームにとっては、最適な人材と言える。

リバプール移籍の可能性はほとんどないが、イングランドデビューの確率はとっても高い。アメリカ代表期待の若手は、チェルシーFWクリスチャン・プリシッチから同国代表エースの座を奪う未来がやってくるのだろうか…?

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