バルセロナのシャビ新監督が、得点を量産し続けるリバプールFWモハメド・サラー獲得を熱望か

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Barcelona's new coach Xavi is keen to acquire Liverpool's Mohamed Salah, who continues to score a lot of goals 移籍

ロナルド・クーマン監督が成績不振から解任。今夏にはクラブの象徴でもあったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシもチームを去り、主力選手たちも給与カットを余儀なくされる中、若手に頼らざるを得ない状況に陥っているスペインの名門。

フィリペ・コウチーニョやウサマン・デンベレ、アントワーヌ・グリーズマンらを大金を費やして獲得した選手たちがこぞってインパクトを残せておらず、怪我で戦線離脱することも多い。グリーズマンに至っては、古巣アトレティコ・マドリードに復帰し、輝ききれなかったバルセロナ時代に終止符を打っている。

アンス・ファティやペドリら期待の若手が躍動し、フリートランスファーで補強したオランダ代表メンフィス・デパイが攻撃の中心に君臨。しかし、成績は名門からすると恥ずかしいもので、現時点でリーグ9位に沈んでいる。

新たなに指揮官に就任したクラブOBシャビは、ルイス・スアレスやリオネル・メッシが去った攻撃陣の再構築を急かしており、新しいストライカー獲得を上層部に迫っている。

『El Nacional』によれば、シャビ新監督はリバプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーをどんな金額であれ、チームに加えたい意向を示している。プレミアリーグ屈指のフォワードは来年には30歳となり、キャリアの変わり目に差し掛かる。

同選手は常々スペイン移籍が取り沙汰されており、もっぱらレアル・マドリードが最有力と言われてきた。ただし、同クラブは来夏にパリ・サンジェルマンとの契約満了となるフランス代表FWキリアン・エムバペ獲得が濃厚で、若きブラジル代表FWヴィニシウスが覚醒の時を迎えており、さらなるフォワードは必要ない。

そこに、新たな監督の元で再起を図るバルセロナが飛び込んできた。リバプールとエジプト代表FWとの契約延長交渉は停滞しており、給与の大幅な増額を希望する選手側と給与体系を維持したいクラブとのせめぎ合いが続いている。

選手本人は『Sky Sports』とのインタビューの中で、リバプールへの愛を語り、リバプールでキャリアを終えたい気持ちを露わにしている。一方で、契約延長になるかどうかはクラブに懸かっているとも話しており、希望条件が受け入れられるかに注目が集まる。

現行契約は2023年6月末まで。再来年の1月には他のクラブと交渉を始められるため、延長交渉が進展しなかった場合、来夏リバプールは決断を迫られることになる。夏の移籍市場で選手を手放すか、フリーでの退団を容認するか。

今シーズンも脅威的なペースで得点を量産する“エジプシャン・キング”は、早ければ来年の夏にアンフィールドを離れる事態になり得るのだろうか。延長交渉の進捗、ならびにバルセロナがどこまで支払う準備があるのかが争点になりそうだ…

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