リバプールが狙う新たなターゲットに、セルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチが浮上?

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Sergej Milinkovic-Savic emerges as new target for Liverpool 移籍

マウリツィオ・サッリ新監督が就任したラツィオにおいて、主軸として活躍するセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチ。今シーズンもここまで10試合3ゴール2アシストを挙げており、サッリ・サッカーにも適応。

2015年夏にKRCヘンクからセリエAに移籍を果たした同選手は、すでに257試合50ゴール40アシストを記録。高身長を活かした空中線での強さやパス能力にも長けており、守備面でも怠らずに仕事を行えるのが魅力のプレーヤーだ。

かつてはマンチェスター・ユナイテッド移籍直近とも言われたラツィオMFは、ヨーロッパでも屈指のミッドフィルダーと認識されており、6シーズンにわたり過ごす同クラブからステップアップの時期が近付いている。

『Calciomercato』によれば、リバプールは今夏にも噂に上がったMFセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチに引き続き興味を示している。ただし、ユベントスが来年の夏での移籍を画策しており、セリエA強豪クラブとの熾烈な争奪戦が待ち受ける。

なお、移籍金は6770万ポンド(約94億円)と報じられており、ラツィオも2024年まで契約を結ぶセルビア代表MFの評価額を下がるつもりはない。クラブの中心選手を手放したくなく、交渉したとしても難航することが予想される。

ユベントスにしても、リバプールにしても、これだけの金額を投じるには覚悟が必要だ。主力選手の売却も必須となり、そこまでして獲得すべき人材かは難しい判断。両クラブとも潤沢な資金を有しているわけではなく、移籍が実現する可能性が低い。

ラツィオには、過去にリバプール在籍経験を持つルーカス・レイバやホセ・ペペ・レイナ、ルイス・アルベルトが所属している。彼らとの会話の中で、リバプールへの興味が高まり、選手自ら移籍志願をした場合は、可能性がほんの少し上昇するかもしれない。

ジョルジニオ・ワイナルドゥム退団以来、ハーヴェイ・エリオットが中盤で台頭し、カーティス・ジョーンズが順調な成長を見せている。さらには、ナビ・ケイタやアレックス・オックスレイド=チェンバレンも今のところは怪我なく過ごせている。

ベテラン勢のジェームズ・ミルナーやジョーダン・ヘンダーソンも健在で、抜群のパフォーマンスを披露している。プレッシングや守備面での強度を発揮できるミッドフィルダーの数は少ないが、枚数は揃っており、わざわざ大金を使うポジションではなくなっている。

中盤で言えば、ファビーニョの控えが最も必要な補強ポジション。ボールを奪い、センターバック陣の前でフィルター役を担える選手が欲しい。

はたして、セルビア代表MFはセリエAからプレミアリーグに活躍の場を移す未来はやってくるのだろうか…?

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