ポルト戦に続いて、ACミラン戦でも先発出場…クロップ監督は若きリバプールMFの台頭で過熱する報道陣に対して、“少し落ち着こう”

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After the Porto game, he will start against AC Milan... Klopp: "Let's calm down a bit" as press heats up on young Liverpool midfielder's rise 試合

カラバオ・カップ3回戦ノリッジ・シティ戦で見事なパフォーマンスを見せ、一気に評価を上げたリバプールMFタイラー・モートン。アカデミー出身の19歳ミッドフィルダーは、守備的MFポジションで安定しており、攻守両面で首脳陣から信頼を集める。

事実、カラバオ・カップ4回戦プレストン・ノースエンドやチャンピオンズリーグ前節ポルト戦でスタメンに名前を連ねると、ファビーニョのバックアップを全う。開幕前には死の組とも揶揄されたグループステージ全勝を懸けたACミラン戦でも先発出場を果たしている。

すでにグループ首位通過を決めており、モハメド・サラーやサディオ・マネ、アリソン・ベッカー以外には主力組を休ませたリバプールだが、セリエAでも復調の兆しを見せるACミラン相手に、しかもサン・シーロとアウェーの地で、攻守の要とも言えるアンカーの役割を託すのは、信頼の表れだろう。

イタリアの名門クラブとの戦いでの堂々したプレーぶりを披露した若きミッドフィルダーには、周囲からの期待が日に日に高まっている。ユルゲン・クロップ監督も同選手のプレーや賢さを手放しで称賛しながらも、報道陣に対して”落ち着くように”伝えている。

「若くしてリバプールのようなクラブでプレーし、このような試合で良いパフォーマンスを見せたけど、みんな少し落ち着こう。彼の人生をこれ以上複雑にしたくない。」

「彼のプレーを見れるのは喜びであり、今夜披露したサッカーIQの高さは、まさに並外れていた。技術的にも高いレベルで、さらに優れた順応性を持っていれば、良いプレーをするため時間は十分あるね。」

「今夜の彼はそれ(良いプレー)をやってのけた。加えて、彼は他の選手たちと一緒に信じられないほどよく守っていた。」

経験を少しずつ育み、確実に成長を手にしているタイラー・モートン。今夏の移籍市場では新たなミッドフィルダー獲得に関する報道が頻繁に取り沙汰されてきたが、もしかすると、この若き中盤の有望株が移籍金を他のポジションに回すことを許容するかもしれない。

開幕早々にトップチームで戦えることを証明したハーヴェイ・エリオットや、プレシーズンやカップ戦で存在感を示したカイデ・ゴードン、すでに北アイルランド代表デビューを果たしているコナー・ブラッドリー、ACミラン戦でデビューを飾ったマックス・ウォルトマン。

他にも将来を嘱望される多くの選手が切磋琢磨するリバプール・アカデミー出身選手が、ファーストチームで躍動し、リバプールをふたたび黄金時代に導く時代も近い…?

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