エディ・ハウ新監督率いるニューカッスル・ユナイテッドが、リバプールで試合に出れないセンターバック獲得を狙う

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New manager Eddie Howe's Newcastle United are trying to sign Nathaniel Phillips, who is missing games for Liverpool 移籍

ヨーロッパでもパリ・サンジェルマンやマンチェスター・シティを凌ぐ資金力を有するオーナーが買収を行ったニューカッスル・ユナイテッド。アラン・サン=マクシマンに頼った攻撃に終始したスティーブ・ブルース監督を早めに見切りをつけ、評価も高い若きイングランド人監督エディ・ハウを招集している。

新たなクラブへ生まれ変わる第一歩を進めた同クラブには、来年1月の移籍市場での大補強に胸を踊らせるサポーターも多く、誰を獲得するのか世界中から注目を集めている。ファイナンシャル・フェアプレーの関係で、一気に選手を獲得することは難しいが、数年後にはプレミアリーグ上位の実力を得ることは間違いない。

『Telegraph』によれば、ニューカッスルは1月の市場オープンに先駆けて補強プランを策定しており、リバプールに所属する元ボルトンDFナサニエル・フィリップスを獲得候補のひとりとしてリストに追加しているようだ。

昨シーズンでの大活躍ぶりから一転、今季はプレミアリーグでピッチに立つことすら出来ていない。24歳という年齢からも試合出場に恵まれていない現状に満足しているとは思えないだけに、来月でのリバプール退団を望んでも不思議ではない。

1500万ポンド(約21億円)とも言われる移籍金は、昨季のチームへの貢献ぶりを振り返れば妥当な額だろう。そして、底知れない補強資金を手に入れたイングランド北部のクラブにとって、すぐにでも出せる金額だ。

フィルジル・ファンダイクやジョエル・マティプ、ジョー・ゴメスら主力組が負傷から復帰。さらには、イブラヒマ・コナテがRBライプツィヒから加入し、マンチェスター・ユナイテッド戦では好パフォーマンスを披露しており、チームに適応している。

今後アンフィールドに残留したとしても出場時間を得られないことは確実であり、負傷の多いジョエル・マティプが半年間怪我なくプレーできている現状も踏まえると、リバプールが退団を容認する可能性が出てきている。

また、スウォンジー・シティに期限付きで移籍した若きDFリース・ウィリアムズは、レンタル先で出番を得られておらず、1月にでも呼び戻す、もしくは別クラブへのローン移籍を匂わす報道が飛び交っている。センターバック陣の控えとしてリバプール・アカデミー出身DFを置いておく確率も否定できない。

そうなれば、ナット・フィリップスの退団を止める理由はなくなる。まだ噂段階でしかなく、他にも関心を示すクラブがあるため、ニューカッスル移籍は選択肢のひとつでしかない。

ユルゲン・クロップ監督は今冬での移籍を否定してはおらず、何が起こるかわからない状態。古豪ニューカッスルを新天地にするか、または別のクラブへの移籍を果たすのか。リーグ屈指のヘディングを持つディフェンダーは、どこに向かうのだろうか…?

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