トッテナム戦での判定に対して、クロップ監督は怒り心頭…『(ケインのタックルで)足が折れていたかもしれない。』

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Klopp still fuming over Tottenham decision... "The leg could have been broken (by Kane's tackle)試合

新型コロナ感染がふたたび急拡大しているロンドン。そんな都市に乗り込んだリバプールは、トッテナム・ホットスパーとの対戦に挑んだ。フィルジル・ファンダイクやファビーニョ、カーティス・ジョーンズらはコロナ感染に伴い、引き続きベンチ外。この試合では、新たにチアゴ・アルカンタラもコロナ陽性が発表された。

ジョーダン・ヘンダーソンもコロナではないが、体調不良により出場を回避。中盤は前節のニューカッスル戦から総とっかえし、若手MFタイラー・モートンがプレミアリーグで初先発の座を掴んだ。

試合早々から激しいプレッシングで攻勢を仕掛けるリバプールに対して、ハリー・ケインとソン・フンミンだけを前線に残し、残り全員が引き、徹底してカウンターを狙うトッテナム。怒涛の攻撃でも得点ができないアウェーチームを尻目に、イングランド代表FWの得点で先制に成功したのホームチーム。

それでも、ペナルティエリア内に攻め上がったアンディ・ロバートソンのアシストからディオゴ・ジョッタのゴールで同点に追いつく。リバプールは何度か最終ラインの裏を抜かれるものの、守護神アリソン・ベッカーが好セーブを連発し、1失点に抑え続ける。

すると69分に、サイドバックがサイドバックのゴールを演出するリバプールらしいシーンが訪れる。ペナルティエリア内でボールを拾ったトレント・アレクサンダー=アーノルドが鋭いクロスを入れると、ゴール前で待っていたアンディ・ロバートソンがヘディングで勝ち越し点を奪取。

しかし、リードは長く続くかなかった。ここまで、ことごとく1対1でゴールを防いできたブラジル代表GKが痛恨のミス。ブロックできなかったボールは、ペナルティエリア内でフリーになったソン・フンミンに転がり、そのまま無人のゴールへと流し込んだ。

高い強度で、ゴール前からゴール前とエンターテインメントに富んだ試合展開。しかし、面白い試合は審判団の曖昧な判定により、後味の悪いものになってしまった。そして、この試合で主役になったのは、奇しくも1得点1アシストを記録したスコットランド代表キャプテン。

前半ハリー・ケインに勢いを持ったタックルをお見舞いされ、スローモーションを見ると、ケインはボールに一切触れずに、足裏を見せる形でロバートソンの足首に。現代サッカーの基準では一発レッドでもおかしくない場面で、VARは発動せずに、イエローカードのみが提示される。

後半77分にはそんなロバートソンが一発退場を言い渡される。トッテナムDFエメルソンに対して、激しく蹴りを入れてしまい、怪我を誘発させるようなファールは、VAR介入後にイエローカードからレッドカードに変更された。

そもそも危険なタックルを見舞ったケインにはVARを確認せず、この場面だけVARが介入。他にも、ペナルティエリアで後ろからタックルを受けたディオゴ・ジョッタが倒されるが、PK判定は下されずに、異論を唱え続けたクロップ監督にイエローカードが提示される始末。

公平性ならびに一貫性を欠いた判定を披露したポール・ティアニー主審。スタジアムの雰囲気に飲まれた印象の強い同審判に対して、ユルゲン・クロップ監督も怒り心頭。試合後もなお、不安定なジャッジにイライラが収まらなかった。

「前半における2つの重要な決定次第で、試合は違ったものになっていただろう。」

「まず、ロバートソンの件だが、見返してみてもレッドカードは妥当だった。彼はそれを理解しており、本当にいい子だけど、ちょっと我を忘れてしまった。あのレッドカードの場面ではVARが介入してきたけど、他の2つの出来事においてVAR担当はオフィスにいないと思っていた。」

「ハリー・ケインがレッドカードを受けるべきということは、誰もが認めるところ。PKの場面では、ティアニー主審はディオゴ・ジョッタがわざと止まり、ぶつかられるのを待っていたと説明されたが、振り返ってみれば、非常に狭い視点だった。

「明らかなペナルティだが、彼はペナルティではないと思っていた。主審は2つの間違った判断と1つの正しい判断を下し、3つ全部が我々にとって不利なものになってしまった。」

「(ハリー・ケインのタックルの場面で)VARでチェックしない理由がわからない。」

「あれは明らかに100%レッドカードだ。アンディ・ロバートソンの足が地面に付いていたら、彼の足は折れていた。みんなが賛同するし、レッドカードに変わりはないが、審判だけ異なった見方をしていた。」

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