レアル・マドリードが、序列を下げるリバプールDFジョー・ゴメス獲得のチャンスを伺う?

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Real Madrid eyeing up chance to land Liverpool defender Joe Gomez? 移籍

ジョエル・マティプが開幕戦からオランダ代表DFのパートナーとして好プレーぶりを披露しており、コーチ陣が慎重に起用していることもあり、今シーズンは負傷とは無縁。さらには、新加入DFイブラヒマ・コナテも印象的なプレーで起用に応え、センターバックのポジション争いは熾烈。

しかし、イングランド代表復帰を目指すリバプールDFジョー・ゴメスのパフォーマンスが改善しない。チャンピオンズリーグやカラバオカップで先発出場するも期待値を超えるほどのプレーを見せられず、さらには新たな負傷の影響もあり、コンディションは整わず、ベンチを温める日々が続いている。

現時点では、センターバック陣における序列は4番手。守備固めで試合終盤に投入されることはあるが、スタメン出場は限定的。プレミアリーグではわずか14分間しかピッチに立っておらず、カタールW杯が刻一刻と迫る中、ガレス・サウスゲート監督にもアピールできずにいる。

『BBC』によると、スペインの強豪レアル・マドリードが出番に苦しむリバプールDFの動向を追っており、獲得の可能性を探っている。この冬での移籍は現実的でないことを理解しており、来年の夏以降でチームに迎え入れたい構えだ。

セルヒオ・ラモスとラファエル・ヴァランを放出した同クラブは、バイエルン・ミュンヘンから勧誘したDFダビド・アラバが最終ラインをまとめ、エデル・ミリトンやナチョが穴を埋め、国内リーグで1位をひた走っているが、全体的な戦力には乏しい。

来夏の目玉はあくまでフランス代表FWキリアン・エムバペであり、前線の強化を最優先に捉えている。それでも、センターバックの枚数確保も優先事項であることは間違いなく、その獲得候補のひとりが、アンフィールドで満足いく出番を得られていないディフェンダーのようだ。

昨シーズンの途中、イングランド代表に参加した同選手は、代表のトレーニング中には負傷。フィルジル・ファンダイクとともに長期離脱を余儀なくされ、長期間にわたるリハビリに取り組まなければならなかった。

今夏のプレシーズンでは大怪我からの回復を見せ付け、プレミアリーグ優勝を成し遂げたシーズンのようなパフォーマンスを取り戻すことが期待された。右サイドバックや左サイドバックでもプレー可能なユーティリティに優れる貴重な戦力の復帰は、ユルゲン・クロップ監督にとっても朗報だった。

ファンダイクは絶対的な存在であり、代用は難しい。ただし、マティプやコナテが怪我をしてしまったり、パフォーマンスが落ちてきたときには、必ずチャンスは巡ってくる。今シーズンの後半戦にはスタメンを張るかも知れず、未来は誰にも分からない。

とはいえ、もしも来年の半年間で出番が巡って来なければ、イングランド代表DFは本格的に移籍を検討し始めると思われ、所属クラブもそれなりの回答をしなければいけない。

個人的にはオランダ代表の後釜として、ディフェンスリーダーに成長してほしいが、選手のキャリアを考えると移籍を無下に批判もできない。センターバックとは思えないトップスピードを持つジョー・ゴメスは、別のクラブでプレーする将来はやってくるのだろうか…?

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