モハメド・サラーやロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネら過去数シーズンにわたり、対峙したディフェンダー陣やゴールキーパーたちを恐怖に陥れてきたフロントスリー。年齢が転換期でもある30歳を越え、もしくは目前に迫っており、リバプールは様々な後継者候補に関心を示している。
カリム・アデイェミ(RBザルツブルク)やジェレミー・ドク(スタッド・レンヌ)ら次世代を担う逸材に加えて、すでにプレミアリーグやチャンピオンシップで実績のあるハフィーニャ(リーズ)やジャロッド・ボーウェン(ウェストハム)、アルノー・ダンジュマ(ビジャレアル)らがメディアを賑わせている。
ポルトに所属するコロンビア代表MFルイス・ディアスも獲得候補のひとりに挙げられており、マンチェスター・ユナイテッドらヨーロッパの強豪クラブとの熾烈な争奪戦を展開している。移籍金は8000万ユーロ(約104億円)で、獲得には多額の金額が必要になる。
サッカー・ジャーナリストであるピペ・シエラ氏によれば、リバプールは同選手の動向を追っており、獲得のチャンスを伺っていると、いますぐにでもコロンビア代表FWを迎え入れる準備を整えている。
🚨 #Liverpool está muy interesado en el extremo colombiano Luis Díaz (24) y quiere atarlo lo antes posible, pero no es el único club interesado
— Pipe Sierra (@PSierraR) December 26, 2021
👀 En invierno #Porto lo venderá si pagan su cláusula (80M€). Sin embargo, para verano esa cifra se puede negociar/reducir a 50/60M€ pic.twitter.com/3p5hK9MkFG
しかし、問題となるのは、やはり移籍金。現時点で最優先ポジションではないフォワードに100億円を超える金額は高すぎる。まして、能力よりも市場価値が膨れ上がった選手には手を出さないリバプール移籍委員会だけに、今冬での獲得には疑問を抱いてしまう。
同氏によると、今シーズン終了まで待てば、移籍金は大幅に下がる可能性を伝えており、5000万ユーロ(約65億円)から6000万ユーロ(約78億円)での放出を容認する可能性があるそうだ。また、アトレティコ・マドリードやバイエルン・ミュンヘン、チェルシー、エバートンらも同じく獲得を目指している。
今季は24試合14ゴール5アシストとチームの主軸を務め、攻撃面でその才能をいかんなく発揮している。3シーズン目となるポルトで飛躍を遂げる同選手は、来シーズンにはさらなるビッグクラブに羽ばたいているのだろうか…?