「まだまだ若いものには負けん!」…プレミアリーグで活躍が止まらない “ベンジャミン・バトン” イレブン

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"I'm not as young as I used to be!" ... Over 34 yrs eleven continues to make his mark in the Premier Leagueチーム

サッカー人生は短い。10代で表舞台に立ち、20代でキャリアの絶頂期を迎え、30代を軸に肉体的な衰えが顕著になる。プレースタイルを変更したり、ポジションを変えたり、フィジカル的な減退を乗り越えて、積み重なっていく年齢に逆らって、活躍を続けるプレーヤーも多い。

セリエAではスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが最前線で体を張り、若いチームを牽引。ラ・リーガでは、フランス代表に復帰したFWカリム・ベンゼマが年々パフォーマンスに磨きがかかり、逆に若がっているような印象を受ける。

過去の豊富な経験に基づく、熟練のプレーでチームに欠かせない選手はプレミアリーグにも多い。今回は年齢が34歳以上の選手たちをピックアップし、リバプールやマンチェスター・シティにも勝てるかもしれないイレブンを選出。

GK:ウカシュ・ファビアンスキ(ウェストハム・ユナイテッド)

アーセナル時代には輝ききれなかったポーランド代表GKが、変貌を遂げるデイビッド・モイーズ監督率いるウェストハムで真価を発揮している。素早い反応でのシュートストップで高い評価を得る “36歳” ゴールキーパーは、進化を続けるチームの強固な守備の一翼を担う。

母国クラブを離れてから、アーセナルやスウォンジー・シティを経て、ふたたびロンドンに戻ったベテラン・ゴールキーパーは、プレミアリーグ通算296試合に出場。経験豊富だが、衰え知らずの反射神経で最後の砦を務める。

RSB:ジェームズ ・ミルナー(リバプール)

万能型ミッドフィルダーは、リバプールの中盤に激しさをもたらし、試合終盤には疲れを隠せない選手たちに代わり、途中投入されることも多い。今季は右サイドバックも務めるなど、キーパーとセンターフォワード以外でプレーできる柔軟性は監督に選択肢を与える。

2002年には当時のプレミアリーグ最年少得点記録を更新以来、様々なクラブで活躍を続ける “35歳” ミッドフィルダーは、バランスを整えるためにも配置された右サイドバックのポジションで、試合中ずっとアップダウンを繰り返す。

CB:チアゴ・シルバ(チェルシー)

いまだにブラジル代表の現役で、しかもキャプテンを任されている驚異の ”37歳” センターバック。所属するチェルシーでも主力を張り、今シーズンもここまで20試合に出場。豊富な経験からの鋭い読みでフィジカル面での衰えを補い、的確なポジショニングで相手の攻撃を止める。

ACミランやパリ・サンジェルマンなどそれぞれ異なる特徴を持つリーグで長らく活躍し、プレミアリーグにも即座に順応。今回のメンバーで最年長のディフェンダーが、本職ではない選手も多い最終ラインを引っ張る。

CB:フェルナンジーニョ(マンチェスター・シティ)

昨年の夏には契約満了が近づいていた元ブラジル代表MFは、1年間の契約延長に合意。”36歳” とフル稼働は難しいものの、必要な場面では途中交代で出場しており、今季は15試合で出番を得ている。2013年にマンチェスター・シティ加入以来、出場試合数365試合を超え、いぶし銀の活躍を見せる。

本職は守備的ミッドフィルダーだが、センターバックを担当できる人材不足のため、万能MFを最終ラインに任命。圧倒的な試合を読む力で、ボールインターセプトを繰り返す。さらには、後ろから攻撃を組み立てるキッカケを作り続ける。

LSB:アシュリー・ヤング(アストン・ヴィラ)

ワトフォードで名を馳せると、アストン・ヴィラを経て、マンチェスター・ユナイテッドへ順調なステップアップを遂げた。クラブの不振が続く中で、批判されることも多かったものの、ウイングからサイドバックまで幅広いエリアをカバーし続けた。

本来はウインガーだが、年齢を重ねると守備面での貢献度も増していく。左サイドを牛耳れるだけの実力を有しており、攻め上がった時には正確なクロスで合わせられる “36歳” の元イングランド代表MFは、左サイドバックで攻守両面での鍵を握る。

DMF:ジェームズ・マッカーサー(クリスタル・パレス)

激しいタックルに、ピッチ全体をカバーする運動量で相手に自由を与えない。キーマンをマークし、闘志溢れるプレースタイルがどこか昔のイングランド・サッカーを彷彿とさせる。その激しさからファールをもらいやすいが、意外にもクリーンな守備で退場はわずか2回だけ。

ウィガン・アスレティックとクリスタル・パレスでプレミアリーグ通算309試合を数え、スコットランド代表でも32試合に出場してきた “34歳” ミッドフィルダーは、球際では決して負けずに、ディフェンス陣を助けつつも、時には前線に駆け上がり、攻撃陣を助ける。

CMF:ユライ・クツカ(ワトフォード)

中盤を引き締める “34歳” のスロバキア代表ミッドフィルダーもまた、激しいディフェンスが持ち味。相手の中盤にプレッシャーを与え続ける。今シーズンはパルマ(セリエA)のレンタル移籍し、プレミアリーグで11試合でスタメン出場している。

ピッチを走り回り、チームのためにボール奪い続け、守備から攻撃へのスイッチを入れる役割を担う。激しさ故に、キャリア通算9回退場になっており、カードには気を付けなければいけないが、執拗な守備で対峙する選手をイライラさせ、本領を発揮させない。

CMF:マーク・ノーブル(ウェストハム・ユナイテッド)

ハル・シティやイプスウィッチへのレンタル移籍はあるが、ウェストハム・ユナイテッド一筋でプレーを続ける “34歳” ミッドフィルダー。キャプテンシーと集中力、貢献度の高さ、パス能力、あらゆる面で高度なスキルを有し、力強いシュートでゴールを陥れる。PKキッカーも任されている。

プレミアリーグでは、405試合に出場しており、言わずもがな経験豊富。変化するクラブにおいて、年齢による衰えもあり、出場機会は昨季から激減。今シーズンは国内リーグではほとんどベンチを温めているが、ピッチに立ったときの存在感たるや。攻撃陣を牽引する役割を全うする。

RWG:アーロン・レノン(バーンリー)

快足かつキレッキレのドリブルで相手ディフェンスに混乱をもたらす。トッテナム・ホットスパー在籍時にはキャリアの絶頂を迎え、365試合30得点78アシストを記録。エバートンやカイセリスポル(トルコ)を経て加入したバーンリーでは、”34歳”にも関わらず、重要なオプションのひとつだ。

全盛期ほどのスプリントやドリブルは見られないが、熟練した巧みな技で右ウイングで縦横無尽に躍動する。右サイドから入れるクロスも精度は高く、中で待つストライカーにばっちりと合わせ、ゴールではなく、アシストでチームに貢献する。

CF:ジェイミー・ヴァーディ(レスター・シティ)

『ミラクル・レスター』の立役者であり、下位リーグから這い上がってきた叩き上げで、いまではプレミアリーグを代表するストライカー。ディフェンスの裏を出し抜く能力に優れ、驚異的なトップスピードと得点感覚でゴールを奪い続ける。

“34歳” になったレスター・シティFWは、今シーズンも自慢の得点力を発揮し、得点ランキング上位に食い込む活躍を見せている。ひとつのパスで一気にディフェンス・ラインをぶち破り、チームに先制点をもたらす。

LWG:クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)

言わずと知れた世界的スーパースター。今季から古巣マンチェスター・ユナイテッドに戻り、国内リーグでは13試合7ゴール、チャンピオンズリーグに至っては5試合6ゴールと得点力は衰えず。若かりし頃と違い、オーラをまとった存在感はプレミアリーグでも他者を圧倒する。

レアル・マドリードで黄金時代を築き、リオネル・メッシと争いながらも、5度にわたりバロンドール受賞。数々のタイトルを獲得してきた “36歳” ストライカーは、苦しい試合展開でこそ力を発揮し、貴重なゴールでチームを救う。

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