昨夏リバプールからリヨンに移籍!スイス代表MFシェルダン・シャキリが、すでに厄介者扱いか?

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He moved to Lyon from Liverpool last summer! Is Swiss midfielder Xherdan Shaqiri already a nuisance? 移籍

2021年夏に3シーズン過ごしたリバプールから、新天地オリンピック・リヨンに移籍したMFシェルダン・シャキリ。フロントスリーの高い壁に阻まれ、かつ度重なる負傷もあり、アンフィールドでは定位置確保に至らず、出場機会を求めて移籍希望を口にしていた。

2020年にも退団の噂が挙がっていた。長らく売却候補と言われていただけに、待望の完全移籍を手に入れ、新シーズンは輝かしい活躍が見込まれていた。年齢は30歳といえど、スイス代表では主軸としてカタールW杯出場権獲得に大きく貢献しており、その能力は高く評価されている。

しかし、フランスの地では順風満帆とまではいっていない。移籍騒動で開幕に出遅れたものの、リーグ・アンでは、8試合の出場に留まっており、期待値を超えるほどの活躍を見せれていない。ヨーロッパリーグ合わせても、1得点2アシストと数字面でも物足りなさが残る。

最近では徐々にベンチを温める試合も多くなってきており、スイス代表で100試合に出場している貫禄を見せつけるに至っていない。『L’Équipe』によれば、オリンピック・リヨンは苦戦し続ける元リバプールMFの売却を望んでおり、今月中での決着を目論んでいる。

たった6カ月間で放出の可能性が高まっている同選手だが、2024年まで結ぶ契約に含まれる給与額が重く所属クラブにのしかかっており、逼迫するクラブ財政をさらに圧迫させているようだ。

また、今季からリヨンを指揮するピーター・ボス監督にとって、不十分なパフォーマンスを披露するスイス代表MFは重要なメンバーから降格しており、そうした背景も今回の報道を加速させている要因だ。

ただし、高額な給与が負担になるのはどのクラブにとっても同じ話であり、率先して獲得に動けるクラブは限られている。まして、シーズン途中でチーム作りの観点からも、負傷の多いベテラン選手を迎え入れるのはリスクがやや高いかもしれない。

バーゼルやバイエルン・ミュンヘン、インテル・ミラノ、ストーク・シティ、リバプールと渡り歩いた同選手は、新たなチャレンジへと歩みを進めるのだろうか…?

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