“中盤エリアの強化必須” リバプールが元ドイツ代表MFトニ・クロースへの関心を強める!?

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"Midfielder area must be strengthened" Liverpool's interest in former Germany midfielder Toni Kroos intensifies! 移籍

ジョルジニオ・ワイナルドゥムが退団以来、代わりとなるミッドフィルダー確保に至っていないリバプール。ジョーダン・ヘンダーソンやジェームズ・ミルナーら過去数シーズンにわたり中盤を支えた選手たちもベテランの域に達しており、中盤を担う次世代ミッドフィルダーの補強は必須だ。

カーティス・ジョーンズやハーヴェイ・エリオットら若手プレーヤーたちが台頭。将来に向けての投資は実になってきている印象はあるものの、アレックス・オックスレイド=チェンバレンやナビ・ケイタら中堅選手が負傷の影響もあり伸び悩む。チアゴ・アルカンタラもまた度重なる怪我で本領発揮の期間は短い。

イヴ・ビスマ(ブライトン)やデニス・ザカリア(ボルシア・メンヒェングラートバッハ)ら守備面での強度も持ち合わせるミッドフィルダーへの関心が報じられる中、『El Nacional』によれば、レアル・マドリードMFトニ・クロースがリバプールの獲得候補に急浮上している。

32歳とベテランになった経験豊富なドイツを代表するパサーは、ドイツ代表として106試合に出場。レアル・マドリードではここまで341試合25ゴール83アシストを記録。チームの中心エリアにおいて、あらゆる種類のパスを散らしつつも、攻撃の起点を務める。

前所属バイエルン・ミュンヘンでも205試合で出番を得ており、トップチームならびにトップリーグでの経験値の高さは言うまでもない。30歳を超えてもなお安定の実力をいかんなく発揮しており、ルカ・モドリッチらと色褪せない活躍ぶりを見せ続ける。

そんな同選手に対して、ユルゲン・クロップ監督は加入を望んでおり、獲得の可能性について真剣に検討している。これまでと変わらず衰え知らずで、同じくドイツを母国とする選手だけに、クロップ監督も前のめりなのかも知れない。

ただし、今回の報道は非現実的と言わざるを得ない。2年前に加入したスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラがコンディション調整に苦しんでいるものの、パスの名手であることに変わりない。奇想天外なスルーパスで、ディフェンスラインを掻い潜る。

同選手もすでに30歳と、今後さらなる成長は期待できず、運動能力は下降傾向になるはず。そんな中で、新たな30歳オーバーの選手を獲得する必要性は乏しく、プレースタイルも被るミッドフィルダーは獲得候補にすら挙がっていないだろう。

話題としては面白いが、あまり気にしてはいけないニュース。今年の夏の移籍市場において、より現実的なターゲットを確実に獲得してくれると信じてやまない…

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