“今夏で契約満了” ボルシア・メンヒェングラートバッハMFデニス・ザカリアに対して、リバプールは興味なし?

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"Contract expires this summer" - Liverpool not interested in Borussia Mönchengladbach midfielder Denis Zakaria? 移籍

ボルシア・メンヒェングラートバッハからの退団を望むスイス代表MFデニス・ザカリアは、2022年6月末で満了となる現行契約を延長するつもりはなく、今夏にはフリー移籍が可能となる。同選手には、マンチェスター・ユナイテッドをはじめ、複数クラブが動向を注意深く観察している。

ジョルジニオ・ワイナルドゥム退団に伴い、後継者を獲得できなかったリバプールも関心を寄せるクラブのひとつとして頻繁に報じられている。ハーヴェイ・エリオットやカーティス・ジョーンズ、ナビ・ケイタ、チアゴ・アルカンタラら多くの在籍選手は攻撃面で能力を発揮するタイプなだけに、守備でも貢献できるスイス代表MFは理想的なプレーヤーだと思われた。

フリーでの退団を避けたいボルシア・メンヒェングラートバッハは、この冬での放出を検討しており、リバプールが獲得レースの先頭を走っているとも伝えられていた。しかし、『Liverpool Echo』によれば、同クラブはデニス・ザカリアからは距離を取っており、現時点で関心を持っていないようだ。

25歳と年齢的にもキャリアのピークを迎えつつあり、イタリア代表を抑えてカタールW杯出場権を手に入れた母国代表にも大きく貢献。恵まれた体躯と運動神経で相手の攻撃を中盤で無効化しながら、攻撃においても的確なパスやドリブル突破で存在感を発揮する。

2017年から所属するクラブでは、ここまで通算146試合11ゴール8アシストを記録。今シーズンはカップ戦含めて、18試合に出場しており、チームの主軸を担っている。ただし、チームの成績は上がらずに、シーズン前の予想を裏切るパフォーマンスに終始。

同紙によれば、”現時点” としており、この冬で移籍せずにフリーで手に入れられるとなれば、ふたたび関心を復活させる可能性は大いにある。ミッドフィルダー陣のプレッシング強度の低下が目立つリバプールだけに、再考すべき人材だろう。

ジョーダン・ヘンダーソンやジェームズ・ミルナーらが年齢を重ねており、全盛期のようなプレーを期待するのは酷。ミルナーに関しては、契約満了が迫っており、今季も実力を見せつけるミッドフィルダーを失う可能性もあり得る。

ナビ・ケイタやアレックス・オックスレイド=チェンバレンらも出場機会の少なさに不満を抱いていると報じるメディアもあり、チアゴ・アルカンタラも度重なる負傷や新型コロナ感染によって、ベンチ外で過ごす試合も多い。

来シーズン以降の中盤構成を考える上で、しかも資金的な要素も踏まえて、理想的なミッドフィルダーと言える。個人的には、ACミランMFフランク・ケシエよりもリバプールにふさわしい能力を持っている。

はたして、スイス代表MFデニス・ザカリアの次なる新天地はどこになるのだろうか…?

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