リバプールはこの冬2人目の補強を諦めず? – ターゲットはフラムの19歳MFファビオ・カルヴァーリョ

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Liverpool not giving up on second signing this winter? - The target is Fulham's 19-year-old midfielder Fabio Carvalho 移籍

リバプールは急転直下の補強を敢行し、トッテナム・ホットスパーやマンチェスター・ユナイテッドが関心を示したポルトFWルイス・ディアス獲得に成功。同選手がコロンビア代表に帯同する中で行われた移籍劇は、誰も獲得しないと思っていたサポーターたちを歓喜させた。

そんな歓喜が、さらに高まる可能性を帯びてきた。リバプールは、以前から関心を持っているフラムに所属するイングランドU-18代表MFファビオ・カルヴァーリョ獲得にも本腰を入れており、この冬の移籍市場が始まる前での獲得を目指していると、『Mirror』が報じている。

今季で契約が満了する同選手は、夏になれば移籍金なしで獲得が可能になる。ただし、その場合には成長させたクラブに対しての補償金が支払われることに。フラムは依然としてポルトガル出身の若きミッドフィルダーとの契約延長を試みるが、現状は進展が見られていない。

リバプールはフラムがフリーでの移籍を避けるために、この冬での放出を容認すると予測しており、獲得に向けて猛プッシュしているようだ。金銭面で言えば、補償金よりも多額になる移籍金を優先するか、補償金だけを受け取るリスクのある道を歩むかクラブの決断が待たれる。

状況をさらに複雑にしているのが、チャンピオンシップでの順位。プレミアリーグ復帰を目指し戦うフラムは、現時点で国内リーグで首位に付けており、圧倒的な攻撃力で自動昇格圏内を維持するためにも、攻撃を司るミッドフィルダーの放出は大きな痛手だ。

ただし、フラムを率いるマルコ・シウバ監督は、この移籍市場においてイングランドU-18代表MFの放出を完全否定しており、移籍報道の火消しに躍起だ。加えて、同選手との契約延長が困難であることを認めた上で、ベストを尽くすと語っていた。

「(ファビオ・)カルヴァーリョは今シーズン終了まで我々とともにいる。」

「もっと長い間、ここにいてほしいとさえ思っている。」

「初日から、私は彼を引き留めようとしてきた。(ファビオ・)カルヴァーリョに興味を持つクラブがあるのは不思議ではない。大きな才能を持つ若い選手について話しているだからね。」

「契約が最終年のため、状況は簡単ではないが、それが現実だ。この移籍市場でクラブを去ることは、我々の計画から外れている。」

「彼との契約更新は難しいが、契約するために努力している。」

「このような才能のある選手との契約延長は常に困難。契約を結んでいても維持するのは難しいし、結んでいない場合はなおさらだ。しかし、(ファビオ・)カルヴァーリョは、今シーズンの終わりまで我々と一緒にいることになる。」

すべては、フラムがどれほど契約延長に自信があるかどうかにかかってきそうだ。自信がなくとも、最悪補償金でも問題なしとなる可能性もあるが、財政面を考えると懸命の判断とは言えない。はたして、リバプールからの駆け込み需要に、フラムは首を縦に振ることはあるのだろうか…?

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