リバプールに一体何が…?フラムMFファビオ・カルヴァーリョ獲得は時間切れのため、成立せず…

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What the hell...? Liverpool's bid for Fulham midfielder Fabio Carvalho not completed as time runs out... 移籍

ポルトからコロンビア代表FWルイス・ディアス獲得に成功したリバプール。それまで静観していた今冬の移籍市場において、急激に動き出したリバプールは電光石火の如くポルトとの契約を取りまとめ、フロントスリーの後継者をチームに迎えた。

さらなる補強を目指したリバプールは、フラムに所属するイングランドU-18代表MFファビオ・カルヴァーリョ獲得に動く。プレミアリーグ復帰のために、主力放出を渋るフラムと粘り強く交渉を続け、クラブ間合意に漕ぎ着けた。

『GOAL』によると、移籍金は800万ポンド(約11.2億円)。シーズン終了までローン移籍でフラムに留まる条件で合意した両チーム。個人とも5年契約に合意し、ロンドンでのメディカルチェックも準備され、移籍成立に向けて着々と物事が動き始めた。

しかし、ローンバック条項が成立を妨げた。プレミアリーグとは異なり、移籍期限を超えて書類処理が行える ”deal sheet” と呼ばれるシートをチャンピオンシップは認可しておらず、リバプールは必要な書類提出が間に合わずに、この冬での獲得ができずに期限を迎えてしまった。

Deal Sheet
Deal Sheet

とはいえ、リバプールは今年の夏にも獲得に向けて動き出す。懸念事項になるのは、バイエルン・ミュンヘンやボルシア・ドルトムント、チェルシーらが関心を示しており、移籍金なしでの獲得を目指すために熾烈な競争が繰り広げられる可能性がある。

ライバルチームからの競争を避けるためにも、この冬での補強に動いた背景もあるだけに、今後数週間で同選手との契約を結びたい意向だ。リバプールのコーチ陣もイングランドU-18代表MFのポテンシャルを高く評価しており、引き続き交渉を続ける。

はたして、強豪クラブがちょっかいを出し始める前に、才能豊かな19歳ミッドフィルダー獲得に向けた確約を得ることができるのだろうか…?

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